カテゴリ:山とスキーの道具
![]() 昨シーズン購入し、今シーズンは春にフル出動する予定のマズシャスのアナムをインビス化しました。 この板には元々、ボレーのハードワイヤー3ピンを付けていましたが、3ピン歩行でも足上げの軽さでは歩行モード付きのスイッチバックに劣るし、構造の単純さからトラブルしにくいというメリットはあっても、重さはスイッチバックと実測値で片側100g弱しか違わないので、スイッチバックも取り付けられるようにインビス化することにした訳です。 ![]() ちなみに、ハードワイヤー3ピンは、トゥーピースのみで片側540gで、スイッチバックはトゥーピースとビス、流れ止めも含めて639gでした。 アナムのインビス化で気になったのは、コアの材質がスカスカの木材なので、ドリルで穴を開けると側面がポロポロと崩れてくる部分があり、タップを立てても、全周に渡ってきちんとしたネジ山が刻まれていないように見えたことです。 しっかり奥までエポキシを充填して、インサートビスを装入していった手応えでは、ネジ山もしっかり効いている感触でしたが、あのスカスカの芯材では、水でも入れば芯材が腐ってインサートビスがポロッと取れてしまうのではないかと心配になりました。 今後、使いながら様子を見ようと思います。 一般的にビンディングに使われている木ねじよりも、インサートビスの方が芯材との接触面積が多くなるので強度は上がるらしいですが、アナムについては、木ねじの方が効く感じがしました。あくまで個人的な感触ですが。 ランドネX同様、ボレークトーの穴もインビス化しました。 アナムをインビス化するついでに、先日頂いたB3もインビス化しました。 こちらは芯材がしっかりしているので、タップも綺麗に刻めてインサートビスもかっちり固定できました。 昨年4月に最初にインビス加工した時は、一台分やるのに半日ほどかかりましたが、その後何台かやった結果、1時間で一台分くらいはできるようになりました。 作業効率が上がった理由は、前回までは床の上でドリリングとタッピング、インサートビスのエポキシ固定まで行っていましたが、今回は作業台の上でやった結果、身体的に楽だったことが大きいと思います。 エポキシで、あまり手も汚さなくなりました。 ![]() スキーいじりのついでに、シャム97に取り付けているスイッチバックX2をバラしてグリスアップしました。 中身は結構錆びていました。 それにしても、スイッチバックの中身はシンプルです。 もっと複雑なイメージでしたが、内部部品は4点しかありません。 テレマーク初心者が言うのもなんですが、素晴らしいです。 ![]() グリスはニチモリのシリコングリスを使用しました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.29 11:22:59
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