カテゴリ:山とスキーの道具
モリちゃんと一緒に、川場スキー場へ行ってきました。
当初、オグナほたかスキー場から前武尊山へ登って十二沢を滑る予定でしたが、天気が悪かったので川場スキー場に変更し、先週末に第二バックルのタングの下にドクターパッドを入れたスカルパTXの乗り心地を、ゲレンデで試すことにしました。 TXのタングの下にパッドを入れた理由は、昨年ブログで触れた通り、第二バックルが長すぎて一番締めても緩くて踵が浮いてしまうため、バックルを交換しようと2サイズ短いバックルを購入したのですが、取付ビスが緩まず交換できなかったためです。(シェル側で埋め込みナットを固定できないため、T2のようには簡単には交換できませんでした) 昨年はワイヤーに外径9ミリのチューブを巻いて太くすることで、若干締めが強くなったので、そのまま使っていましたが、今シーズンに入ってNTNを使用する機会が増えたためか、あるいはそれに伴ってインナーブーツが少しヘタってきたのか、チューブを巻いただけではまた緩く感じるようになってきました。 私は緩いブーツが好みなので、以前ICIで足型計測をしてもらって勧められたサイズより1サイズ大きなシェルを使っています。また、T2では歩行モードのまま、第三バックルは締めないで滑ることも多かったのですが、NTNビンディングを使用するようになって、ブーツの中で踵が上がってしまうのが非常に気になってきました。 それでも、TTS系のビンディングでソフトな設定にしてのんびり滑っている分にはなんとかなるのですが、少しスピードを上げたり硬めの設定で使用すると、ブーツの踵が上がる前にブーツの中で足が動いてしまうのは、なんとも気持ち悪いです。 そもそも、そのような状態ではNTNの利点を活かせそうにありません。 バックルを交換すれば済む問題ですが、その前に自分でできることはないかと、パッドを入れてみたわけです。 しかし、実際にゲレンデで滑ってみると、期待していたほどの効果はありませんでした。 試乗に使用した板は、初代俎板TTSを付けたベクターグライドのオムニです。 シリンダーはソフトなブルーでしたが、それでも足首の固定がルーズに感じました。 30分乗ると慣れて、踵をあまり上げない滑りに修正してしまうのですが、それでは本末転倒です。 家に帰ってから、またブーツとインナーをいじることにしました。 今回の試乗で使用したドクターパッドは5ミリの厚さです。主にインナーブーツに使用するもの(自分の足に直貼りもできるようです)で、指で潰した感じ、かなり柔らかいです。 また、タングの下に入れて1時間使用しただけで、当たりの強い部分が圧縮して戻らなくなっていました。 インナーブーツや直接足に貼って使用するにはこのくらい柔らかくないと他に支障が出てしまうのかも知れませんが、シェルに貼って使用するには硬さが足りないような気がします。 そこで、以前100円ショップで買った厚さ10ミリほどのEVA樹脂製のマットを使用することにしました。 このマットは、カブのスキーキャリアのビンディングが当たる部分やボックス内の衝撃吸収用などに使用していますが、紫外線にも強く高耐久です。 余りを使ったので左右で色が違いますが、部屋の中で試し履きした感じ、いいです。 次回の試乗が楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.09 09:25:26
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