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2024.04.24
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カテゴリ:山とスキーの道具
今シーズンから使っているスコットのブードゥーのインナーブーツに関して、履き慣れたガルモントのエナジーのインナーに交換したら良くなったという話を以前書きました。(足入れは非常に悪くなったのですが、フィット感と操作性が向上しました)
なぜ良くなったのか、その理由の一つに、中敷きの硬さと、真ん中あたりの出っ張りも関係するような気がしたので、他のブーツでも中敷きを交換してみました。







使用したのは5000円以下の、安い中敷きの中では評判が良いBMZキュボイドパワースキーをスカルパTXに、スーパーフィートトリムフィットをガルモント・エクスカーションに、ワークマンで売っている980円のBMZをクリスピーのヨクレンに入れてみました。
エナジーの中敷きは前所有者が交換していて、真ん中あたりの出っ張りからしてBMZだと勝手に思っていたためです。
しかし実際はエナジーの中敷きはBMZではありませんでした。それより中央寄り、少し前方の楔状骨付近に出っ張りがあり、立方骨を支えることで運動性と安定性を両立することを目的に開発されたBMZとは別物のようでした。
でも、わかったのは買ってしまった後なので、とりあえず3つのブーツの中敷きを替えて、丸沼高原スキー場で試乗して来ました。







午前中は曇りで視界が悪く、午後からは雨が降ってきましたが、その天候のおかげで足裏の感覚に集中せざるを得ず、中敷きの試乗としては良かったのではないかと思います。

最初に乗ったのは、BMZキュボイドパワースキーを入れたスカルパのターミネーターXです。インナーブーツはモリちゃんにもらったTXプロのもので、インナーブーツのサイズが28.5に対して、キュボイドパワースキーは28.5まで対応のものを7ミリほど切断する必要がありました。購入したのはヒマラヤスポーツです。

キュボイドパワースキーの履き心地については、表面のグリップが純正の中敷きより強いので、足入れがスッといかず、履く時に若干手間取りました。土踏まず付近で靴下がズレるので、履いた後、靴下のヨレを直すのが少し面倒です。

乗り心地については、最初は踵付近のカップが浅いせいか、安定性に欠けるように感じましたが、1時間乗った限りでは、純正との違いはよくわかりませんでした。
試乗に使った板は、リンクスを付けたウィスコで、板とビンディングに関しては、相変わらず扱いやすかったです。





次に乗ったのは、スーパーフィート・トリムフィットを入れたガルモントのエクスカーションです。スーパーフィートは足裏中央の出っ張りはないものの、土踏まずから踵付近にプラスチック製のサポートがあり、硬いところに惹かれました。購入したのはICIですが、近所の靴屋トリオでも扱っているようでした。
サイズはエクスカーションの28に対してスーパーフィートはサイズE(28まで対応)を、こちらもつま先をカットする必要がありました。中敷きは様々な靴に合わせるため、表示サイズより若干大きめにできているようです。

乗り心地については、エクスカーション自体、今シーズン使うのが初めてなので、履いた瞬間、その緩さに驚きましたが、実際滑ってみると、その緩さから心配するほど不安定ではありませんでした。

使用した板はK2のサミットで、柔らかくてセンターも細めなのでエクスカーションでも扱いやすい板なのですが、踵のカップが純正より深くて硬いせいか、踵付近のホールドは純正の中敷きより上のように感じました。





上の写真のように、「かかとが浮かないパッド」を真似て作ったパッドをインナーブーツの踵付近に貼った効果もあったのかも知れません。
しかし、昨シーズン富士山で試したスカルパのプラブーツ・ベガのインナーよりは良いものの、その前に前武尊で試したゲンのアルペンブーツのインナーの方がホールド感は上でした。しかし、歩くと靴擦れができました。
熱形成しているエナジーのインナーなら更に良さそうですが、こちらはブードゥーに合うことがわかってしまったので、エクスカーションに使うのはもったいない気がします。
エクスカーション純正のインナーは全体的に柔らかく、自分の足型だと特に、甲部分の肉厚が足りず緩く感じるようです。
次回エクスカーションを乗ることがあれば、その部分にパッドを貼ってみようと思います。

スカルパのT4は、現行モデルでは熱形成インナーを使用しているようなので、エクスカーションでT4と同等のフィット感を得るには、インナーブーツを替える必要がありそうです。





3時間目は、BCクロカンのブーツ、クリスピーのヨクレンに、ワークマンで980円で売っているBMZの中敷きを入れてみました。
サイズはクリスピーの44に対して、ワークマンBMZのサイズL(26.5から27.5表示)は切らずにピッタリでした。ワークマンBMZのサイズLの箱には27.5までの表示がありますが、実物はそれより5ミリ大きいです。(ヨクレン44の純正の中敷きとほぼ同じサイズなので、実際は28.5でも使える場合がありそうです。)
厚さは純正に比べてかなり薄く、踵部分のカップは低い(ほとんどない)です。
試乗にはブルーモリスの鱗板、ランドネXを使いました。

まず、ブーツを履いて一番に感じたのは、TXに入れたキュボイドパワースキーと比べて、立方骨の当たりが強いようでした。
単体で触った限り、出っ張りの硬さはこちらの方が柔らかいようなのですが、中敷き自体の厚さはこちらの方が薄く、指部分が硬く感じるため、当たりが強く感じたのかも知れません。
また、革靴のヨクレンのソールはTXに比べて柔らかく、カフもかなり低いので、他にサポートする部分が少ないため、中敷きの違いを感じやすかったのかも知れません。

BCクロカンの革靴は軽登山と大して変わらない柔らかさなので、駐車場からリフトまで、アルペンブーツの方々がロボットのように歩いているところを、普通のスニーカーのように歩けるところが良いです。

滑りの方は、中敷きで立方骨付近が押されているので、踝の荷重点も意識しやすいように感じました。
結果的にBCクロカンの滑りも安定するようでした。となると、気になるのは25年ほど前に骨折した内踝で、下半身の内骨格を固めたり緩めたりしながら滑るBCクロカンでは足首周辺の動きも活発になるようで、1時間弱で古傷に痛みが出てきました。動きやすくてサポートの弱い革靴だと気になる部分です。


前半は曇り、後半は雨で視界不良だったこともあり、今回は主に、以前hd師匠がたくさん送ってくれた動画の中から、テレマークターン基本形の初歩的な練習を行いました。均等リズムの上下動による板圧変化を利用して板を回旋させるというもので、今回は特に、ゆっくりとした上下動の中で、切り替え時にフラットから先落としを待って、ターン前半に踵に乗って多くズラすことを意識して滑ってみました。
この、踵に乗ってズラすという意識が以前は希薄だったので、今回の中敷き交換は良いきっかけになったような気がします。
低速練習ばかりでしたが、視界が悪い中で行うと、スピード感が狂って足裏感覚に集中せざるを得ず、同じことの繰り返しでも飽きませんでした。
おかげで、今回もコケずに済みました。今の所はそれが最優先です。


オグナで肋骨を3本骨折し、腕が上がらなくなってから約1ヶ月経ち、日常生活での不便はほぼなくなってきました。マニュアル車のギアチェンジも、右手の助けを借りずにできるようになりました。
相変わらず肩の外転120度から150度付近と前方挙上150度から170度付近で、三角筋と上腕二頭筋の間の腕の付け根と前鋸筋と小円筋付近に痛みがあり、腕を使うと広背筋の外腹斜筋にも若干の痛みが出るので、ストックで漕いだり、重いスキーをスキーキャリアに上げたりするのは大変で、まだ山に登ってテレマークするのは控えていますが、1ヶ月前のことを思うと、ゲレンデで滑れるようになっただけで、なんだか嬉しくてたまりません。












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Last updated  2024.04.24 22:21:32



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