ママのCity Hall日記

　さて、当日。

　アポイントの一時間半前に、シャワーを浴びてキレイキレイしましょう。レーザーをあてる部分に痛み止め効果のある軟膏を塗ります。

　痛み止めの軟膏は少なくとも一時間前には塗ったほうがいいので、それに合わせて、シャワーの時間を決めてください。別にシャワーなしで行ってもいいですけど、人前で脚を広げるにはそれなりの準備をしておいた方が、お互いに快適です。

　私が処方されているのは、キシロカイン５％軟膏です。私の場合は、痛みの激しい足首と局部に塗ります。脇はほとんど痛みません。
　局部も、いわゆるＩライン（昔で言うなら、”大トロ”と呼ばれた部分ですね）は意外に痛みが少なく、Ｖライン（ビキニライン）の方が痛いです。

　軟膏を塗った後は、ラップでカバー。裸でいるわけにはいかないので、軟膏が服や下着に着くのを防ぐためです。
　これも、あまりカッコいい姿ではないので、彼が家にいないときにこっそりした方がいいですね。

　クリニック（あるいはエステサロン）のベッドに横たわってからは、あっという間です。痛いには痛いけれど、脇は５分ほど、ブラジリアン１０分、脚が２０分ほどです。こぶしをギュッと握って耐えている間に終わりがきます。

　痛みをこらえるとき、眉間にしわを寄せてしまう癖のある人は、眉間にクリームをたっぷり塗って皺にならない対策をした方がいいでしょう。
　私は、眉間に皺を寄せてしまう方なので、アポイントの後、心なしか「老け顔」になってしまうような気がします。今日は、その対策に、顔用のクリームも持参しました。

　ブラジリアンのレーザーは施術のとき、婦人科の検診と同じ格好をするので、ごく若い方はやめておいた方がいいかもしれません。
　パートナーが確定する前の若い時期ですと、相手の好みの問題もありますし、永久脱毛をしてしまった後で、後悔しても始まりません。

　ビキニラインの脱毛ならまだしも、ブラジリアンの場合は、アダルト女優のような下半身になってしまうので、未婚の女性で、保守的な土地に住んでいる場合は、せめて結婚するまで待った方がいいかもしれません。昔だったら、離縁の原因になりそうです。

　彼氏が頭の固い人の場合は、「遊んでいる女」の烙印を押されてしまう場合もありますし、商家に嫁ぐ場合には、毛のない女は「もうけがない」と言って嫌われます。大工、とび職と結婚する場合には、「けが（怪我）ない」と言って縁起がいいそうですが。
　今の時代、あまり関係ないのでしょうかね？

　脚と脇とビキニラインは、年代関係なくおすすめです。
　私もこれまでの、脱毛・除毛・剃毛にかけた時間とお金を考えると、早くやっておくべきだったとつくづく思います。

　永久脱毛といっても一回で済むわけではなく、毛周期にあわせて最低でも５回位は通わなければなりませんが、一回だけでも、だいぶ薄くなります。私はどちらかというと毛深い方なんですが、脇なんかは２回くらいでほとんどなくなりました。夏場でもほとんど剃らずにすみました。まだ、産毛みたいなのは生えてくるので、完全な脱毛とは言えないのですが。

　短期の場合はともかく、ワックス脱毛はおすすめしません。繰り返しているとイングロウンヘア（内方発育毛）が生えてきて、脱毛もできないし、炎症を起こしやすいしと、場所が場所だけにトラブルの元になります。
　剃刀で剃るのも、毎日剃ると刺激が強すぎるし、サボると下着との摩擦でこれまた刺激してしまうし、考えただけで痒くなります。

　ブラジリアンレーザー脱毛は、快適です。何よりも清潔。下半身のムレや、においの気になる人も、これで解決です。
　「具」がはみ出している人も、勇気を出して！

　大人の下半身も、毛がなければ案外かわいらしいものです。
　一度してみて、すっかりはまりました。こんなに快適なものだとは思っていなかったし、何よりも、自分が女おんなした気分になれることに驚きました。

　私が若い頃には、レーザー脱毛なんて便利なものはなかったけれど、今、お手ごろな価格で永久脱毛ができます。損な時代に生まれてしまったと実感。娘が１８歳になったらレーザー脱毛に通わせたいと、本気で思っています。ダーリンはそんなこと、考えたくない様子ですけれどね。