|
カテゴリ:カテゴリ未分類
「不安」っていうのは、自分を守るための感情で、未知のものと遭遇したときの対応や、危機を回避するのに役立つはずのもの。
それが、暴走すると、不安症になる。 歩いてるとプリウスミサイルが突っ込んでくるかもしれないから、出かけない。 空から飛行機の部品が落ちてくるかも…。 いまから心筋梗塞が起きるかもしれないし、動脈乖離が起こるかもしれない。 そんなことを真剣に悩んでいたら、何もできない。 かといって、屋上の天窓のうえで飛び跳ねれば、窓が割れて転落しするくらいは予見できたほうがいい。 メロンパンをクチに詰め込めば、窒息するかもしれない。 1歳児が水遊びをしているときに、目を離せば溺れるかもしれない。 遊泳禁止区域で泳げば、事故が起こるかもしれない。 バランスというか、不安という感情が正常に機能することが大事。 これって、アレルギーに似ているなぁと。 本来だったら無害のはずの花粉に対して、身体を守るための免疫が暴走する。 栄養になるはずのタマゴや牛乳に対して免疫が暴走する。 アレルギーなら検査で原因物質がわかれば、それを避けることで日常生活を送れる。 けれど、不安症は原因がわからないことが多く、またわかっても解決につながらないことが多々ある。 って考えながら、「何となく不安で学校に行けないけど、何が不安なのかわかりません」っていう子にどう対応したものかなぁと。 「無理に行かなくて良いよ」では解決しないじゃんね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.09 15:31:56
コメント(0) | コメントを書く |
|