◎ちはやふる第十五首「つらぬきとめぬたまそちりける」

2012年05月01日

◎ちはやふる第十五首「つらぬきとめぬたまそちりける」

千早が二枚とる。
＊：でも、あの枚数さ見ろよ。
＊：あのこ、戦意が消えてない、ていうか、勝きなんじゃないのか？
＊：クイーンはいつもどおりにやってれば逃げ切れる。

クイーンスマイルもどってきた。
太一；ついてない、苦手なおおやま札がつづくなんて。
；５０枚は無理でも、減ってくればとりやすくなる。
千早；席を立つ機会が少なかったんだ。体が動いてきた。
；もっと早くもっと自由になりたい。
；強い相手をしても自由に。自由に。強いってそういうこと。
そして、試合終了。
千早；結局、５枚しかとれなかった。クイーンとの差、２０枚。
シノブが、千早の名前確認に。
シノブ；チハヤ、チハヤ、チハヤ。次は一枚も取らせない！
千早：あの、スノーマルのTシャツ可愛いですね。
太一；なんだろ、俺のほうがへこんでる。そんなに上がいるなんて。
チハヤを発見。
泣きながら練習してた。
千早；あの子に勝つにはどうしたら？
太一；今日だ、千早の夢が本当のものに。
そして、シノブが、須藤を倒して優勝。
シノブが、１２枚差で勝った。
カナ：三回戦で負けましたよ。机君も。そんなことより、マシマくんがB級の決勝で戦ってます。
千早；太一が決勝戦。
太一；俺にもできるかな、泣きながら前に進んでいくことが、アラタに向かっていくことが。

肉：アヤセ、遅いよ。こっちこい。
太一がお手つき。
肉：前の試合の暗記が残ってるんだ。どんなに集中してもミスはでるよ。
太一：大丈夫、もう一度確認だ。
そして、再暗記。
千早さんが机の手を握ってた。
太一；脳がしびれて前しか見えない。
；いいんだ、前だけで。
；早く早くと思うのに、腕につながらない、もっと動けよ！
そして、太一が負ける。
；三枚さまでよくやった。十分だ。
４人ががっかり。千早、机、カナ、肉まで号泣。
太一；泣くな、俺はまだ泣いていいほど賭けてない。悔しいだけでいい。
先生；あの子達誰もなぐさめあわない。
〓夜
先生：新幹線の時間があるから急ぎますよ。
〓翌日
＊：速いな、走りこみか。陸上部か？カルタ部！？
太一：みんなに必要なのは体力。
肉：マシマに実力で負けたとは思ってねえ。
千早：最近毎日シノブちゃんが夢にでる。
　カナ：恐ろしいですね。
：アラタは夢にでてこないんだな。
アラタは、ナグモ会入り。
千早；二学期、カルタの秋がくる。

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