テーマ:ペンギンさんの南極日記(499)
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今日の話題は、「南極物語」です。
(以前の日記より) 先日講演会をさせていただいたのですが、今のお子さんは「南極物 語」を知らないんですね…。タロー・ジローって何?という感じです 。当たり前のような気がしますが、今の時代はそうなんですよね。そ ういった方々にもわかるように、ちょっとだけ、タロー・ジローのこ とを書きます。 第1次南極観測隊は、研究観測を行うため移動手段として犬ぞりを 使うことになりました。すなわち、「犬」を昭和基地に越冬させたわ けです。この犬は、主に寒さに強いといわれる樺太犬を使用しました 。黒い長い毛を持つ気の荒い犬たちです。 第2次越冬隊が第1次隊と交代するため物資の輸送を行おうと昭和 基地に近づきましたが、当時の観測船宗谷は小さく砕氷航行が困難で 昭和基地に近づけませんでした。その結果、食料等輸送ができず第2 次隊の越冬を断念しました。 船から昭和基地までは飛行機で行けたのですが第1次の隊員を戻す だけで精一杯で、犬たち数頭は残さざるをえませんでした。犬は首輪 をつけられ鎖につながれたまま残されました。そうして第3次隊が南 極に到着し飛行機の上から動くものがあることに気がつきました。そ れが、タローとジローと言う犬だったのです。 彼らは、飢えをしのぶため首輪をはずし鎖からのがれ基地にあるえ さや動物の死骸などさがして生き延びたようです。当時、第2次隊が 犬を南極に残してきたことで国民にかなり非難されましたが、タロー ジローの話を聞き感動を与えました。これが南極物語という映画とな り上映されました。 そのうち、むかしむかしあるところに…。という昔話になっちゃう かな? ●この日記を読んでいただいて、少しでも「いやし」の空間として安 らいでいただければ幸いです。 ■「こんな事が聞きたい」と言うことがありましたらどしどし日記や 掲示板などにカキコして下さい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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