テーマ:ペンギンさんの南極日記(499)
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今日のテーマは、「南極とお風呂」です。
暖かくて寒いお話をします! 日本人は、温泉が大好きですね!とても良い文化だと思います。さて、この温泉好きの日本人が南極へ越冬しているのですから、温泉に入りたくないわけがありません。じゃ!作っちゃえ!ということでわざわざ南極昭和基地で一番寒い季節の6月に発電棟のお隣に雪を掘ってその上にビニールシートを張り、発電棟からパイプでお湯を循環させ温泉を作り上げちゃいました!露天風呂です。 この露天風呂に入るには、裸にならなくてはならないのですが、-20度で服を脱ぐのには勇気がいります。湯船につかったら一安心ですが…。温度調節は、熱いときには周りの雪を入れます。ぬるければ湯温を上げます。 入っているときにオーロラが見えたら最高です!残念ながらオーロラは、このときには見えませんでしたが夜空の星がとてもきれいでした。 一番の難関が出るときです。入っているときからぬれた頭は少し凍っています。出るときは、体が冷えないようにすばやく発電棟の中にあるお風呂までいきます。だがこれが寒い。濡れたままですとすぐに凍ってしまいます。服を着ている暇がないのでそのまま走って行く人が多いですね。 内陸旅行を数ヶ月している人たちもドラム缶風呂を作って入ったりもしています。根性入ってますよね! 寒くなっても、南極ではヴィルスが活動していないので風邪はひきませんけれど…(笑)。 ■PEN□ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 23, 2006 12:30:21 PM
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