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Sep 25, 2006
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 今日の話題は、「南極と太陽」です。

 南極で見る太陽はさまざまな変化をあらわしてくれます。それらの変化の中には次のような現象として私達隊員を驚かせてくれます。それらは、沈まぬ太陽、転がる太陽、グリーンフラッシュ、太陽の変形としてあらわれます。

 沈まぬ太陽、転がる太陽は、白夜や極夜の時に見ることができます。沈まぬ太陽は白夜の時に字のごとく、太陽高度が一番下がっても地平線より下にならない状態を言います。転がる太陽は極夜があけ太陽が出始めたころ、地平線をはうように、または、転がるように見えることからそう呼ばれています。写真機を太陽に向け30分毎ぐらいに多重露光するとそれらの太陽を写真で見ることができます。

 グリーンフラッシュは空気の屈折で起こる現象です。南極では、上空より地表の気温が低く空気の逆転層がしばしばできます。太陽光はこの空気の逆転層を通ってくるとき屈折します。そして、わずかな時間だけ太陽が緑色に見えることがあります。

 太陽の変形は、縦方向につぶれたり、横方向につぶれて見えることがあります。気温が-30度を超えるような快晴の朝には、ダイヤモンドダスト(ごく小さな氷の結晶の降水)が起こります。昭和基地北東の南極大陸から出た太陽は、縦方向につぶれた(上下に長くなった)状態で見えることがあります。また、夕日が水平線に沈むころ太陽が横方向につぶれて(横に引き伸ばされた状態)、いつまでも水平線付近に残って見えることがあります。いずれも空気のいたずらによるものです。

 ■PEN□ 晴れ





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最終更新日  Sep 25, 2006 12:31:21 PM
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