|
毎日新聞に突っ込みどころ満載の社説が出現しました。靖国参拝 あいまいな解決法はない
今回の総裁選で相違点が一番はっきりしているのが、争点にしないはずの靖国神社参拝である。
靖国参拝は、本質的には特攻隊に感動した小泉純一郎首相個人の「心の問題」だった。だが、「心の問題」であるが故に、中国人、韓国人の心を刺激した。それが日本人の心を逆なでした。情報化時代の恐ろしさである。
中国政府も韓国政府も、いったん火のついた自国の国民感情を背にしては、うかつに妥協や譲歩ができない。首脳会談拒否という強硬な手段に出て、難しい外交問題になった。
小泉首相は、「(首脳会談を拒否するのが)わからない」とはぐらかし、現実から逃避してきた。
だが、東アジア共同体や経済連携協定(EPA)など、アジア各国との関係を深めようという時に、首相が隣の国と政治対話ができないようでは困る。しかも新首相が就任するとすぐ、11月にハノイのアジア太平洋経済協力会議(APEC)、12月にマニラの東アジア首脳会議と首脳外交の晴れ舞台が続く。
3候補とも、中国、韓国との首脳会談を再開しようという意思は同じだ。その道筋が違う。
最も明快なのは谷垣禎一氏である。中国、韓国の国民感情に配慮して、首相在任中は靖国神社参拝を控えるという。谷垣首相なら、日中、日韓の首脳外交は問題なく再開できるだろう。
麻生太郎氏も、現職の外相であり、中国、韓国との外相会談を重ねてきた。この実績をもとに「きちんとした外交をやっていく」と首脳外交に意欲を見せる。谷垣氏と違って、外交と靖国を直接結びつけないのがあいまいな点だが、靖国神社の非宗教法人化案を政権構想とは別に持論にしている。首相在任中は靖国参拝を凍結する用意であろう。
安倍晋三氏も、積極的に参拝をすると公約しているわけではない。しかし、首脳会談再開への具体的展望は伏せている。
「お互いに一歩前に出る努力が必要だ」と言う。日本側だけでなく、中国、韓国にも何らかの譲歩を求めているように見える。
今年は4月に秘密参拝をすませた。このときは「行ったかどうか言わない」という戦術をとった。だが、首相ともなれば、行ったのに言わないという姑息(こそく)な策はとれない。「言わない」戦術は、参拝しない場合の、日本国内の参拝待望論向けの対策としては効果があるだろう。
中韓首脳が靖国参拝に感情的な反発さえ見せたのは、小泉首相が首脳会談で「適切に対処する」と期待を持たせながら、結局参拝を繰り返したからである。
外交の要諦(ようてい)は「誠信」だと言ったのは小泉首相自身である。韓国を訪問した時の演説に、対馬藩で対朝鮮外交に当たった儒学者、雨森芳洲の言葉「誠信交隣」を引用した。すっかり忘れた「誠信」外交を、次の首相は思い出してもらいたい。
毎日新聞 2006年9月10日 0時25分
引用元:毎日新聞 |
このようなマヌケな社説を書くと批難轟々になるから情報化時代は恐ろしいのだろう。
いったん火のついた自国の国民感情を考慮するのは、日本も同じはず。
よって、日本の妥協は必要ないことになる。矛盾しまくりですね。
そして、谷垣だけを一方的にヨイショしている。彼が中国、韓国の国民のことを一番に考えているからか。
毎日は、中国、韓国にも何らかの譲歩を求めているように見えると言っているが、当たり前だろう。麻生・安倍両氏は確実に中国、韓国に譲歩を求めているのだから。それを今更、「見える」と言うのはどういうことか。
毎日の見識を疑わざるを得ない。
売日新聞の購読は止めましょう!クリックお願いします
↓ ↓ ↓
|
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る
|
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x