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テーマ:旅のあれこれ(10088)
カテゴリ:旅行記
ラオスの友好橋でのアライバルヴィザ申請は二度目だったが、いつも入国手続きに慣れない僕はちょっと戸惑っていた。
R子さんは、一度ラオスを訪れたことがある僕を信頼して、僕の指示を待っている様子だったので心中少し焦った。 ところがハットリさんが、「そんな手続きええ加減でよろしいんやで。ラオスはどんどん観光に訪れてくれたら嬉しいのですさかいに。そんなに丁寧に書かんでも適当に書いて、写真と一緒にそこの窓口に出しなはれ。写真が二枚ですって? 一枚で行けまっせ! 心配おまへん」などと言う。 言われたとおり適当に書いて出したら、パンパンとスタンプを押して簡単にヴィザがもらえた。(笑) このあたりはアランヤプラテートから入るカンボジアとは大違いだった。 さて、トィクトゥクに僕とR子さんとハットリさんとその彼女が乗り込み、一路首都・ヴィエンチャン市内へ向かって走り出した。 バリバリバリバリっとけたたましい音を鳴らしながら、トィクトゥクは走る。 15分ほど走っただろうか。道路の周辺景色はまだ田園風景で、ところどころに民家や小さな寺院が見える程度だった。 突然、パーン!と大きな音が鳴り、同時にトィクトゥクが止まった。 何だろうと運転する青年の方を見ると、なんと座席の横に設置されているバッテリーが破損してしまっていた。破片が近くにいくつか飛び散っていた。 「○△※×■?」とハットリさんが何か言っている。 おそらく「どないなりましたんや?」と言っているのだろう。 果たしてどうなったのだろう? つづく・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.05 18:28:12
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