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テーマ:旅のあれこれ(10088)
カテゴリ:旅行記
ワンヴィエン(バンビエンとガイドブックなどには書かれているが、現地の人たちは確かにワンヴィエンと発音していた)は、首都・ヴィエンチャンからバスで約4時間、旧都・ルアンパバーンへはワンヴィエンからさらに11時間かかるため、この小さな村で一休みする旅行者が多い。
村はちょっとしたリゾートで、ナムソン川が流れ、中国の桂林の山に似た水墨画的な小さな山に囲まれている盆地である。 海を知らないこの国の人たちは川遊びが好きで、僕がタイヤチューブボート遊びをしていると、この村の若者や子供たちが川べりではしゃいでいたのが印象的だ。 村は端から端まで500メートルほどしかなく、そこに郵便局や市場や学校やゲストハウスやレストランが集まっている。初めて訪れてから僅か一年しか経っていなかったのに、村の様子はかなり変わっていた。 つまり、ネットカフェやゲストハウスやレストランが一気に増えていた。前年に比べて欧米人旅行者の数もぐんと増えていたから、自然の対応でこうなったのだろう。 バスを降りてR子さんに、「僕が前年に泊まったタビソックGHという小さな宿がありますが、そこでいいですか?一泊3ドルくらいですが」と言うと、またもや「お任せします」と言うのだ。 タビソックGHが見えてきた。一年前にこの宿の夫婦と、僕がヴィエンチャンで知り合って一緒にこの村に来た日本人旅行者数名と夜遅くまで酒盛りをしたことを思い出した。 夫婦は僕を覚えてくれているかな? いや、単なる一旅行者を覚えているはずはないだろうな。 てなことを思いながら、タビソックGHの門をくぐり中庭に入ると、ちょうど夫婦と家族がテーブルでお茶を飲んでいた。 そして思いがけない出来事が待っていたのだ。 つづく・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.14 00:17:02
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