今週のNewsWeekに書いてあったのだけども
津波の被害にあったスリランカは20年も続く内戦中。
停戦には合意したものの和平交渉は決裂といまだ混乱状態なのだ｡
ところが、不幸中の幸いと言うべきかこの津波で平和が訪れようとしているらしい。

政府と反政府勢力が協力体制にあると言うのだ。
とはいえ、長年のいがみ合いが一夜にして無くなるわけではないようだけども
今までは紛争地域は自由に出入りが出来なかったが、現在は支援物資の輸送のために
トラックは自由に往来を繰り返しているし
物資は外国から反政府勢力の手によっても届けられている。
スリランカ政府は直接反政府勢力への援助は好ましく思っていないようだが
津波による復興で協力し合うことでいがみ合う両者の溝が埋まっていくのであれば
津波も内戦も復興する日は早いのではないかと思う。

ちなみに20年も続いた内戦では6万人以上が亡くなったのだが、
津波はわずか20分で3万人もの人が亡くなったとか。