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さあ準備は整いました。あとは決行日あるのみ。 理想としてはなるべく汗をかかない少し寒いぐらいの気温で雪の積もっていない状態を想定して3 月中旬~下旬の平日と考えていました。ところが何故か今年は雨が多くて山頂では積雪もありとな かなか決まらない中、まさに「今日しかない」晴れマークの一日を選んで登ってきました。(それ でも雨は降ったので山の天気は恐ろしいです) 服装と装備については本当に迷いましたが上はネルシャツにダウンパーカー、下はジーンズでタイ ツはなし、持って行くものはカメラ・折り畳み傘にペットボトルのお茶が2本とおにぎり3個。 とにかく早めの登山開始が原則なので早朝の2番電車とバスを乗り継ぎ登山口に着いたのが7時半 「ボチボチ行きまひょか」と歩き始めてすぐに 「これはアカンかも知れん」心臓バクバク、肺はゼイゼイ 「少しでも体に異変を感じたら速やかに下山すること」を肝に銘じて一歩一歩と刻みます。 後ろから足音が聞こえたらさわやかに「こんにちは」と道を譲り、景色を眺める余裕など微塵もな く「二度と登山なんかしない。二度と登山なんかしない。」と念仏を唱えつつ、一丁ごとに現在地 を伝える標識を唯一の救いに歩くこと2時間半 「着いたー」 参詣して念願のブツを手に入れてから昼食にはまだ早かったので登りとは別のルートを下り始めま したがこれは本当に苦行でした。足全体が痛いうえに少しでもバランスを崩したら手を付かないと 体を支えられないほどヘナヘナでとにかく慎重に慎重に歩を進め何とか月輪寺ルートの登山口まで たどり着きました。 さてここで大いに迷ったのが疲労困憊した体にムチ打って 「滝を観に行くためわき道にそれるか?このまま、まっすぐバス停に向かうか?」結局のところ 「二度とは来ないかも知れない」との思いから足を引きずって『空也滝』へと向かうとそこには 「ああ、無理した甲斐があった」と疲れを吹き飛ばすほどの素晴らしい眺めが待っていました。 もちろん何枚も写真に収めたのですが 「色々な角度から狙ったり、しゃがみこんでポジションを変える」なんてことは到底できず、いず れも棒立ちの姿勢での撮影となりました。まあこれは致し方ないとは思います。 滝への寄り道に要した時間が約30分、ふたたび登山口からバス停まで舗装路を30分歩き、時間 待ちの間におにぎりを平らげてバスを待ちます。定刻通りにバスが到着して乗り込みましたがよく よく聞きましたらこのバスは本来1時間前に発車する予定のバスで1時間遅れとのこと、確かに嵐 山周辺で大渋滞につかまり通常15分程度のところ1時間乗車することになり途中運転士さんが 「歩いて頂いた方が早く着くかも知れません」とアナウンスされてましたが 「私には無理です。」 何人も途中下車して歩かれていましたが私は潔くゆっくり座って体を休めておりました。それでも 帰宅は16時半とまずまず無事に戻れたことに何より感謝感謝です。 そしてこれが待望の御朱印帳。 大判(18×12センチ) これにてミッション完遂です。しっかし足が痛いのなんのおまけに背筋も腰も腹筋までも痛いなん て本当に満身創痍って状態です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.30 07:41:23
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