今日は昼前頃からこちらも雨になりました
かなり久しぶりの雨です。
これでカラカラに乾いた土に水が含まれ、草花や木々も水を吸って
イキイキするでしょうね。

ところで、昨夜遅くに、また震度６強の地震がありました。
大震災から約１ヶ月たち、もう大きな地震はないだろうと思っていた
方も多かったでしょう。
神様にお願いします。
被災地には、もうこれ以上の不安や困難や苦労がありませんように。


大震災以降、本当にたくさんの方々が被災地で、救援や復旧の
ために不眠不休で尽力してくださっています。
しかし被災された方々、とくに避難所生活を送る方々は、これから
この地で生きることを考えたとき、いったいどうしたらいいのか・・・と
不安や悩みがいっぱいだと思われます。

そんな中、星野監督率いる 東北楽天ゴールデンイーグルス の
選手たちが 『地元、仙台』 に帰ってきました。

昨夜はまず、監督とコーチの３名で仙台市若林区の避難所を訪問。
星野監督たちが来ることを知らされていなかった避難所の方々は、
突然の来場にとても喜んでいました。

下記は星野仙一監督のコメントです。（上記サイトより抜粋）


なんと言っていいのか、言葉になりません。
遅くなってなってすいません。
１日でも早く手助けをしたい気持ちでいっぱいでしたが、術がなく、
今日、仙台に着きました。

選手たちはみなさまの役に立ちたいという気持ちを持っていますし、
あらゆるところ全国各地で活動をしてきました。
プロ野球だけでなくサッカーも芸能界も皆が、みなさまの力になろうと
しています。

頑張ってくれとか強くなれとかは言えません。
若い人たちには、今、我慢して欲しい。
今を耐えることで、必ず強い人間になれると私の経験から思います。

楽天イーグルスは来週の火曜日からシーズンが始まります。
まだクリネックスに来れない方もいらっしゃると思いますが、キャンプから
ずっとチャレンジしてきたことをペナントレースで出せるようにして、秋に
必ずいい報告が出来るように、喜んでもらえるようにしたいなと
思っています。

子供たちに言いたい。負けるな！頑張れよ！


星野監督が挨拶をしたとき、拍手が起こりました。
避難所の皆さんがこんな “明るい拍手” を送れるなんて、もしかしたら
大震災後は初めてではないでしょうか。

星野監督が子どもたちに呼びかけた後、「ハイッ！」 と元気な返事が
ありました。
インタビューを受けた大人の方々も、
「野球を見に行かなきゃ。」 と笑顔が
「頑張ろうといわれてもどう頑張るのか。でも耐え抜こうなら納得。
避難生活に疲れてきたところだったから、監督の言葉で元気が出た。」
と感動で涙が。

単なる有名人が激励に来たのではない。
東北の地の、自分たちが愛する地元の、自分たちが応援の
エールをずっと送ってきたチームの人たちが帰ってきた。

皆さん、本当に嬉しそうで、気力がわいてきた表情でした。
星野監督は、その姿を見たら思わず携帯を取り出して急ぎ写真を
とりたくなるような、華のある男。
でもそれより今は、

“耐える” ことの意味を知っている男。
なにより “闘う” というキーワードが似合う男。

被災された方々は厳しい現実に耐え、これからこの街を復興
させていく。
苦労に負けないよう自分たちの気持ちを鼓舞していくときの
パートナーは、やはり地元のヒーローたち。

人々は楽天イーグルスの選手たちにはそんな期待があるのでは。
勝手ながらふとそんなことを思ったものでした。

ニュースによると、真新しいグローブに星野監督からサインをもらった
避難所の小学生もいたとか。
大震災でいっぱい辛い思いもしたけど、このグローブが彼の心の支え
となって、野球も勉強も生活も頑張っていけるといいですね。

楽天イーグルスは、今まさに “希望の星” になってます。
東北の誇りとなれるよう、頑張れ！　楽天イーグルス！



誰かを応援すると、なぜか自分も元気になるのです。
東北の人々の熱い応援を受ける楽天イーグルスの皆さん、頑張ってくださいね。