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今日は晴れた時間が長くて、暑いこの時期らしい気温に
なりました。 掃除機をかけただけで、汗がたらたら流れます 首の周囲を冷やすアイテムは、もう必須ですね さて、NHK朝の連続ドラマの 『おひさま』 。 番組スタート時は大好評だったドラマが、時代が戦後になって からというもの、さらにつまらなくなってきました。 こう感じるのは私だけか?と思って、TVの感想を寄せるサイトを 覗いてみました そしたら同様に、いや、もっと強烈に苛立ちや失望を感じている 方がたくさんいらっしゃいました。 特に批判的意見は、ドラマが陽子の出産、子育てになってから 投稿の内容が濃くなり、投稿数がかなり増えました。 ではいったい、どんな部分がありえない連発なのか。 子どもがまだ生後2ヶ月のうちから、陽子は職場復帰。 学校のお昼休みに授乳させるために、夫の和成が勤務先の 昼休みにいったん帰宅し、赤ん坊 (日向子) を背負って電車に 乗って学校まで来る。 そして授乳が終われば和成はまた、日向子を背負って帰宅し 勤務先へ戻る。 でもねえ、、、このドラマの設定では、陽子の住まいは松本で、 勤務する学校は安曇野。 これを連日やる 「和成の昼休み」 は、いったい何時間あるの? こんな勤め方をして和成は会社をクビにならないの? その他の部分でも簡単に書くと、 生後2ヶ月の日向子を真冬の雑踏の中に連日連れまわす。 (赤ん坊の健康を考えていないのか?) 和成が疲労でダウンしたら、陽子は日向子の世話を馴染みの 飴屋さんに頼む。 (同居の義両親や実家の父や兄と、身内をまず頼るべきでは?) 夏子先生の 「(飴屋さんに)甘えなさい。」 発言もブッ飛び。 (自分がどれだけ陽子中心の発言しているかわかってる?) 要するに、陽子の周辺の人々はすべて陽子に都合よく動き、 子育て、仕事、人間関係とある程度の現実を知った(苦労した) 視聴者から見たら、ありえんくらい陽子中心の幸せな世界が 展開していると感じるのです。 しかし!、視聴者の怒りがかなり高まったところでやっと、 校長先生から陽子に退職勧告のシーンが。 理由は子育て云々ではなく、「これからの日本には教育が必要。 もっと優秀な教師をたくさんいれたい。」 と。 「校長、よくぞ言ってくれた!」 「陽子は天狗になりすぎていたから、良い薬。」 「校長の職務として、当然のこと。」 胸がスッとしたという批判派視聴者からの投稿に、賛同が多く 寄せられました。 さらには、「校長の清々しい笑顔が気に入った!」 「校長は好感を持てる男性陣の仲間入りを果たした。」 という 投稿まで。 萩原校長を演ずる 矢島健一 さんは悪役が多く、このドラマでも 予定では視聴者から嫌われる役だったのでしょう。 しかしドラマがあまりにも陽子に甘甘だったため、多くの批判派 視聴者が校長先生のファンに、さらには矢島さん自身に好感を 持つ人が増えたと思います。 主役陣よりも、ほとんど出番のない脇役が大きな支持を受ける。 なんか皮肉な結果にも思えますが。 そういえば、戦前の梅田校長 (綾田俊樹さん) が、「卒業式の 手紙」 で陽子の独りよがりに対してビシッと言ったときの表情が、 校長先生らしくてなんかよかったなあ。 このドラマはどうやら、一話一話をブツ切りにすれば、どこかに 感動のシーンを盛り込んであるようです。 でも番組を通して観ると、 「短い時間、その場を一緒に過ごすにはいい人だったけど、 近くで長く付き合ってみるといい人ではなかった。」 そんなふうにも思えてきます。 まあ、今回の校長先生や第86話のタケオのように、たまーに いい場面が出てくるので、つい見ているのですが。 タケオが最高!~『おひさま』 ベテラン脇役さんが心を動かしてくれる、これも有りですよね。 さて、このドラマ、この先どうなっていくのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 4, 2011 10:49:19 AM
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