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September 25, 2011
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カテゴリ:興味を持った話題
爽やかな秋晴れだった今日、実家の母とお出かけしてきました。
Aビール社が主催する 『生物・自然と共生する地域づくりを体感
する日帰りツアー』 というのに何気に申し込んだら当選したので、
母を誘って行ってきました。

朝8時に名古屋駅で母と合流して集合場所の名古屋駅西口へ。
ものすごい人だかりです。
うわー。。これが今日のツアー客?

違ってました。( ̄ー ̄;)
全て別々の旅行会社のそれぞれのツアー客たちでした。
日曜日なので日帰りバスツアーの出発時間が重なっていて、
10社くらい集まっていました。
その一群が出発した後に私たちの集合&出発でした。

まず向かったのは 藤前干潟
藤前が近くなった車窓からの景色を見たときに母が、
「ここは あおなみ線 が開通したときに友達と来たことがあるわ。
 電車から見たら車ばっかりで何もないから、つまらんから
 そのまままた電車に乗って帰ってきた。」 と。

そりゃそうです。
ここは輸出用の車を船に積む前に置いておく場所なのですから。
しかし、そんな場所の少し先に藤前干潟はあるのです。
(ちなみに母は “乗り鉄” ではありません。ヒマだったので友達と
 新しい電車に乗ってみただけです。)

さて、藤前干潟とは、2002年に日本の政令指定都市の中で唯一
ラムサール条約登録地に指定された、地球上の渡り鳥たちの
貴重な休息地です。
  参考 : 藤前干潟を守る会の理念

着いたらまず野鳥観察に行き、その後は藤前干潟についての
お話でした。
ビジターセンターに入ると、何箇所か大きな穴を開けた水色の
太い管が目に入ります。

これは地中熱を利用した、いわばエアコンです。
地中の深さ5m以下の温度が一年中ずっと15℃くらいなのを
利用し、ポンプで地表と地中の空気を循環させているのです。
自然を大事にするセンターなので、照度が十分ならば照明も
自然光のみです。


目的地、その1の藤前干潟に到着です。
同じツアーで岡崎発着のバスもあったため、2班に分かれての行動でした。
屋根の上には建物の断熱と、たぶん鳥たちのために?、草を生やしています。



センター隣りの野鳥観察館で干潟の鳥を観察します。
テレビ局の取材が何社か入っていました。
(分かってたなら、もっとマシな服を着てくるのに・・・泣き笑い



望遠鏡から見た野鳥の群れです。
遠くから見たら 「黒い線」 に見えたものです。



先日の台風の大雨のため、干潟がかなり小さくなってしまったそうです。
画面左中央の黒い点のようなものは鳥たちがお気に入りの大きな流木で、
200mほど下流に流されたとのことです。



藤前干潟にやってくる渡り鳥たちの代表的なものと飛行の高度が、
模型で展示してあります。
遠くは北はシベリアから、南はニュージーランドから飛来します  こちら



この水色の太い管が、地中熱エアコンの排気をする管です。


十数年前にあと少しのところでゴミの埋立地になるところだった藤前干潟。
その後、藤前干潟を残すことが決定し、「ゴミ非常事態宣言」 が出され、
名古屋市ではゴミの分別が徹底されました。



ゴミを減らして、世界に有数の自然を守る。
名古屋市民としてその誇りがあれば、環境保全の協力や活動にも
力が入ることと思います。







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Last updated  September 26, 2011 10:28:23 AM


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