カテゴリ:気になるTV番組
今日は一日中ずっと曇りで、空気もひんやりとしてました。
さすがにもう半袖ではいられません。 薄地の長袖シャツの上にフリースの上着をはおって、ちょうど いい感じでした。 昼間の時間が少しずつ短くなってきているから、だんだんと 冬に向かっているのですね。 夜9時台のテレビは番組表を見ても、特に見たいと思う番組は 見当たらず。 こんなときBSで何かいいものはないかと番組表の小さな枠を じっくりチェックしたら、NHK-BSで たけし アート☆ビート と いうのがありました。 どんなのかはわからないけど、とりあえずそれを選択。 たまにはクラシックもいいかなと思い、観てみました。 どうやらビートたけしさんが進行を務める芸術番組のようで、 今日は世界有数のオーケストラ指揮者であり、「コバケン」 の 愛称で親しまれる 小林 研一郎 さんとのやりとりでした。 私はクラシック音楽はわりと好きだけどあまり聴くことがなく、 コンサートも行ったことがないです。 だからコバケンさんをTVで拝見するのも初めてです。 『炎の指揮者』 と呼ばれ、71歳の今も年100回のコンサートを なさっているとか。 ここまでは何とも思わなかったのですが、驚いたのはこの後。 世界有数の指揮者によるコンサートの練習風景だから、現場は さぞかしぴりぴりと緊張した空気が流れているかと思いきや・・・ コバケンさんは自分の表現したい音楽の世界を、「この部分は、 このように」 と情熱的に全身で演奏家たちに伝えるのですが、 「ここは~~な感じの音で、・・・ああ、ステキです」 「この部分はもうちょっと長いと嬉しかったりするのですが」 「この音は~~すると助かりますね」 「こう弾いていただきたいので、ご協力のほどをお願いします」 「では皆様、本番ではヨロシクお願いします」 なんて物腰の柔らかい、腰の低い方なのでしょう。 指揮者って、演奏家たちに対してエラソーに振舞うのかと思った けど、この方はそうじゃないです。 演奏が終わりステージにいる演奏者たちに起立を促すときにも 「ありがとうございます。皆様、お立ちくださいませ。」 コバケンさんの考えは、 「オーケストラの皆様はその楽器を持ったら、超一流の方々。 上からものを申すなんて。」 ということだそうです。 自分が指揮して演奏家たちに弾いてもらう。 聴衆にも、このように聴いてもらいたい。 音楽に対する思いはどこまでも深く、その思いを熱き情熱で 演奏者や聴衆に伝えようとする。 自分の世界を創り上げるときは、関わる全ての人を尊重して 敬意をはらう。 本当に音楽を愛していらっしゃるのだと感じました。 クラシック音楽は今までじっくり聴くことがなかったけど、心も 素敵なコバケンさんの世界なら聴いてみたい。 そんな思いです。 そしてこの番組のビートたけしさんの進行で、芸術の世界にも 興味がもてそうです。 これから毎週チェックかな 我が家の動物さんたちのふだんの姿は、最高の芸術家です (約6年前の、小太郎と康太郎の仔ニャン時代の画像です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 10, 2011 09:05:29 AM
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