カテゴリ:気になるTV番組
断続的に激しい雨が降った今日、私は予定通り東海市を往復
してきました そして夜は9時から、ドラマ 『 濃 姫 』 を観ていました。 濃姫といえば、戦国時代の武将の中でも知名度と人気ともに ダントツの織田信長の正室。 その濃姫をどのように描くのか、興味津々で観ていました。 番組が始まってすぐ、このドラマの原作が 山岡 荘八 氏のもの だと分かりました。 私はこの山岡荘八氏が執筆した 『織田信長』 が大好きで、 横山 光輝 氏が描いた漫画のほうですが 『織田信長』 を何度も 読んでいます。 なので、「このセリフは本のあの部分だな」 とか、「ここの部分は 原作とは違った描き方だな」 なんて思いながら観ていました。 ただこのドラマ、原作を知らない方には少々難しいと思います。 織田信長のドラマというと、たいていは尾張の領内を統一した後の 1560年-桶狭間の戦い、 1570年-姉川の戦い、 1575年-長篠の戦い、そして1582年-本能寺の変、 といったものを描くのが多いのですが、今日のはこのメインとなる ものが一切なし。 信長が元服した後から桶狭間の戦いの前の、信長が弟の信行を 殺害して尾張領内を統一するまででした。 山岡荘八氏の 『織田信長』 の約半分までです。 しかも2時間ちょっとのドラマで収めようとしたため、内容がかなり 飛び飛びでした。 例えば、 父・織田信秀の若い側室である岩室に、信長が濃姫代筆で恋文を 送った理由、 信長が叔父の信光を追放し、その信光が清洲城にいる理由、 などなど、原作を読んでも分かりにくい場面で私も何度も読み直し ましたが、ドラマではさらに端折ってありました。 また岩室とその子(=信長の末弟)が信長のもとで保護される場面 では、原作のほうでは信長の奇策に深い意味があり感動もあって 面白いのですが、これは濃姫が岩室を誘った形になってました。 斎藤道三が討ち死にした後、信長は3人の側室を迎え、その後 いよいよ尾張統一に向けた動きがあってここがまた面白いのですが、 残念ながら無し。 ま、これは濃姫の出番がないからしょうがないか。 こんな感じであれこれチェックしながらTVを観ていました。 でも主演の 観月ありさ さん、キリッとした感じの綺麗な方ですね。 濃姫の役がよく似合います。 そして斎藤道三役で、『水戸黄門』 以来久々に 里見浩太朗 さんの お姿を見ることができて嬉しかったです。 今日のドラマがよく分からなかった皆様。 山岡荘八氏が原作の 『織田信長』 を、本でも漫画でもいいので、 一度是非読んでみてください 戦国史に興味があるなら、絶対面白いですよ 強くて美しい姫君は、我が家にもいらっしゃいます。 末娘のリリー姫です。 リリー姫は只今、ティッシュ遊びに夢中です。 リリー姫 : 「ちがうわよ。遊びじゃにゃいの。狩りのお稽古中にゃのよ。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 18, 2012 08:21:32 PM
[気になるTV番組] カテゴリの最新記事
|
|