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June 10, 2016
カテゴリ：興味を持った話題
ＢＳ－ＴＢＳで昨年９月１１日に放送された『ＴＨＥ歴史
列伝』の 『真田三代 前篇』 がなかなか興味深いものだった ので、ご紹介します。 前回のご紹介から約２か月たってしまいましたが、再度 第一次上田合戦を振り返ってみるのも面白いものかと。 （以下、番組のまとめです） 司会：六平直政さん ゲスト：木下昌輝さん（作家） 山田順子さん（時代考証家） 第一次上田合戦 天正１３年（１５８５）、信長の後継者の座をめぐり、秀吉と 家康は激しく対立。 秀吉との決戦に備えるべく、家康は関東の雄の北条氏と和睦。 家康はこのとき、真田の沼田城を北条氏に譲ると約束した。 しかし昌幸に一言の相談もなく、真田領を差し出せとの家康の 命令に昌幸は激怒。 領土明け渡しを拒絶。 これにより、第一次上田合戦が勃発する。 上田城に立てこもる真田軍は２０００。 対する徳川軍は７０００。 しかも相手は徳川古参の鳥居元忠や平岩親吉ら猛将たち。 しかし昌幸は大勝利を収める。 昌幸はまず２００の部隊で出撃し、川を挟んで徳川軍と交戦 するも多勢に無勢ですぐに城に引き返す。 これを追って徳川軍は上田城内へ。 しかしこれは、昌幸の作戦だった。 昌幸はすぐには動かなかったが、敵に三の丸を突破されたとき 「反撃に転じよ」と命令を出す。 城門に隠してあった丸太を落として攻撃し、一斉に鉄砲射撃を あびせた。 勝利を確信していた徳川軍は奇襲に面くらい退却を始める。 ところが背後（退路）に、いるはずのない大軍が現れた。 ３０００名くらいの農民たちが紙旗を差し連ねて、徳川軍の 後方を攪乱した。 「我が殿を救え！」 昌幸を慕う武装農民たちが徳川軍に襲いかかり、大混乱に 陥れた。（郷土史家 堀内泰さん 談） さらに、あらかじめ領民たちを避難させておいた城下に 火を放った。（火攻めの作戦） この戦いで真田の死者は４０名に対し、徳川の死者は １３００名にのぼった。 敗戦した徳川方の大久保彦左衛門は、後に『三河物語』で こう記している。 「ことごとく腰が抜けはて、震えて返事できず 下戸に酒を強いたるが如し」と。 ※前回の話はこちらになります 『ＴＨＥ歴史列伝』～『真田三代 前篇』（３） この掘の奥のほうに「本丸土塁の隅おとし」があるのですが、 確認してくるのを忘れました。（また次回に） 先ほど大河ドラマ館で買った「黙れ小童！！煎餅」がカバンの中で 割れてしまわないうちに、記念撮影です。 以前は真田といえば幸村、大阪で、昌幸公には正直あまり 興味がありませんでした。 でも『真田丸』の草刈正雄さん演じる昌幸パパのおかげで、 今の私には、真田といえば昌幸、上田になってます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
June 10, 2016 10:52:37 AM
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