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June 13, 2016
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カテゴリ:気になるTV番組
NHK大河ドラマ 『真田丸』
今回は上杉景勝役の遠藤憲一さんをはじめ、各家のメイン
キャストがたくさん出演し、もうオールスター勢ぞろい
って感じでした。

ドラマの始まりは、北条征伐のために京の聚楽第に各諸将が
集められて、軍議をしているところからでした。
豊臣秀吉(小日向文世さん)から陣立てを任された石田三成
(山本耕史さん)が、その内容を諸将たちに伝えていきます。

三成が「真田殿(昌幸:草刈正雄さん)は此度は上杉殿の
東山道軍に加わっていただく」と言ったので、徳川家康
(内野聖陽さん)は「真田は徳川の与力だ」と反論します。
しかし「上杉殿が上野に攻め入るためにも、上野といえば
真田」と説明があり、昌幸は急にテンションUP上向き矢印

「それがしは徳川殿の与力。
 しかしながら、殿下のご命令とあれば、こりゃあ仕方あり
 ませんな。 やりましょう!」


昌幸のウキウキ発言に、家康さんは怒りでこめかみがムカッムカッ
(に見えました)
軍議後、廊下に出ても、家康の下で戦をしなくて済むことに
笑いが止まらない昌幸パパ。
通り過ぎようとする家康をわざわざ呼び止めて、

「いやいやいや、残念でござった。
 それがしも徳川殿の下で戦うのが楽しみにしてあったんだが。
 殿下のお指図なら、仕方がない。」


なーんて言葉とキモチが裏腹のご挨拶です。
家康が去った後も、パパ、まだ笑ってるわ。
一方、真田源次郎信繁(堺雅人さん)は久しぶりに会えた上杉
景勝(遠藤憲一さん)を呼び止め、

「私の御屋形さまへの思いは、少しも変っておりません。」

と、かつて自分を見捨てて越後に帰ったことをまったく気に
していないと、思いを伝えます。

御屋形さまはちょっとばつが悪そうだったけど、でも可愛い
源次郎がこんなこと言ってくれたら、内心は嬉しいですよね。
(久々にミスター慈愛の景勝さまが登場で、私もウレシイ)

そして北条攻めの大軍勢は、小田原へ移動です。
黄母衣衆の源次郎は、各隊への伝令で忙しく走り回ります。

家康の元に赴いたとき、家康は源次郎に「ちょうどよかった。
付き合え」と。
「付き合え」とは・・・小用のことでした。
用足し後、家康さんったら濡れちゃった手を、あ・・・!

その直後に軍議があり、秀吉から諸将たちに今回の戦の意義を
伝えました。

「此度の戦、わしらの相手は北条だけではない。
 伊達正宗、いまだ臣従を誓おうとしない陸奥、出羽の大名たち。

 やつらもこの強大な軍勢を見たら、いずれ必ず、頭を垂れてくる。
 それを待つ。それゆえの長い戦じゃ。
 あっさり勝負がついてしまっては意味がない。
 ゆっくりやるでよ。」


軍議の後で秀吉は家康を呼び、高台に連れていきました。
「せっかくじゃ。付き合え。」と、小用のお誘いです。
「今でございますか・・・」

家康さん、さっきしたばっかなのにね。
そして用足しをしながら、秀吉はとても重要な話をします。

「この戦が終わったら、おぬしに北条の領地をすべて任せ
 ようと思っとる。今後もわしのために働いてくれ。

 関八州をやる代わりに、江戸に移ってもらう。
 駿河や三河はもういらんだろ。」

その頃、北条家では氏政(高嶋政伸さん)が、敵は大軍でも
寄せ集めだし、伊達政宗の援軍が来れば状況が変わるだろう
と籠城を決めます。
どう見ても戦況は不利なのに、北条家には氏政を説得できる
者は誰もいないのでした。

そして大坂では、秀吉から寧(鈴木京香さん)宛てに、茶々
(竹内結子さん)を小田原に呼ぶという書状がきていました。
ちょっと寂しそうな寧さまと、義姉上を気遣う秀長(千葉
哲也さん)ですが、秀長も病が治らないようです。

でも寧さまには、公家衆のおもてなしや若君の養育という
仕事があるから、感情むき出しの無意味な行動はしません。
だから秀吉が唯一、頭が上がらないのでしょうね。

さて上杉率いる東山道軍は碓氷峠を越えて上野の松井田城を
攻略し、真田父子と上杉景勝、直江兼続(村上新悟さん)で
酒を酌み交わしながら重臣会議です。

武蔵の忍城を自分に任せてほしいと昌幸は言います。
そして後で、その忍城攻めを源三郎信幸(大泉洋さん)に
「ゆっくり攻め落とせ」と采配を任せます。

そこへ出浦昌相(寺島進さん)が突如現れ、北条と組んで
秀吉を倒そうと言い出します。
しかしそれは乱世に逆戻りさせることだと源三郎は昌相に
真っ向から反対し、昌相が佐助(藤井隆さん)に持たせた
書状を取り上げます。

佐助が昌相のそばにいると昌相が物騒なことばかり考えつく
から、佐助は源次郎のもとに行くよう命じます。
以前は父の重臣には強く言えなかった源三郎ですが、立場も
気持ちも発言も、強くなりましたね。

そして小田原城では、毎日のように軍議が開かれていました。
なのに氏政は顔を白塗りして蹴鞠で遊んでいます。
そんな氏政に、板部岡江雪斎(山西惇さん)は進言します。

戦を忘れ蹴鞠に興じるのは、誰より戦の事を気にしている証、
薄化粧はやつれた顔を隠すため、
香を炊くのは、初夏のこの季節に風呂にも入らない体臭を
隠すためだと、自分にはわかっていると。

野戦で兵たちが湯あみできないから上に立つ自分も我慢する
というのではなく、秀吉がいつ襲ってくるかわからなくて
恐いから風呂に入れないのです。
そして、それでも降伏はしないという氏政でした。

一方、秀吉は出雲阿国を呼び寄せて、諸将たちと宴会です。
秀吉@小日向さん、ホント楽しそうに踊ってます。
『水戸黄門』の里見浩太朗さんもそうですが、ベテラン俳優の
方々は、こうした遊びに興ずる演技も上手いですね。

でも小田原に連れてこられた茶々は、宴で笑っていたけどふと
物憂げになり、そっと座を外します。
陣地の高台から小田原の城下を見下ろし、過去に二度も落城
して父母を失った心の傷がよみがえったのでしょうか。
ひとり何か思いつめたような表情で眺めていました。

(長くなったので、ここでいったん分けます)

  • DSC00798-2.jpg
上田城址公園内にある真田神社です。
本殿の裏に真田井戸があるけど、今回は確認できませんでした。





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Last updated  June 13, 2016 02:27:11 PM


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