3708998 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
June 21, 2016
XML
カテゴリ:気になるTV番組
NHK大河ドラマ 『真田丸』
第24回の後半部分の感想です。
「餅つき」という場面が笑いのネタになり、人々の心に強烈な
インパクトを残して、ドラマってすごい!と思った回でした。

小田原が降伏した後、そのころ武蔵の忍城では石田三成
(山本耕史さん)が、水攻めをしてもすぐに堤を破って抵抗を
続ける成田勢に手を焼いていました。

そこへ真田昌幸(草刈正雄さん)が小田原から戻ってきました。
パパ、黒塗り地の鎧に登り梯子が金色に光り、濃い茶色の革の
羽織には背中に銀色の六文銭が入ってお洒落になりました。
男前度がますますUPです赤ハート

昌幸は三成に、自分に任せてもらえれば速やかに開城させる、
貴殿の嫌いな卑怯な手を使うけど、と申し出ます。
自分ではことが進まない三成は、昌幸に任せると言いました。

昌幸がやろうとすることは、小田原から持ち帰った血の一滴も
ついていない氏政の兜があるから、これを使って
「氏政は家来を見捨て、己が生き延びる道を選んだ」と噂を
流す、というものでした。

目に見えるものが一つここにあれば、噂は噂でなくなる。
城は二日で落ちる。
戦に勝つとは、人の心を制すること。


果たして、昌幸の目論見どおり忍城は二日後に開城しました。
それを見た三成は昌幸に言います。

「貴殿の策はやはり好かぬ。
 だが貴殿のおかげで無駄な犠牲を払わずに済んだ。
 それがしに戦のなんたるかを、もっと教えていただけぬか。」

「私のような田舎侍でよければ。」


戦を通して心が少し通い合った昌幸と三成は、二人並んで
夜の闇に浮かぶ忍城を見つめていました。

敵であっても無駄な血を流させないよう策を考え、また自分が
間違っていたことを認めた後は、自分の知らないことは相手に
教えを乞う三成です。
私の中でこのドラマでの三成さんは、また好感度が増しました。

この後、秀吉の軍勢は下野の宇都宮城に移りました。
伊達政宗(長谷川朝晴さん)は所領のすべてを豊臣秀吉
(小日向文世さん)に差し出し、臣従しました。

この宇都宮仕置きの後で昌幸は、伊達をはじめ東の大名を
すべて集めて大坂を攻め落とそうと野望を抱きます。
そんな思いを抱えて伊達政宗による夜の宴が始まりました。

「では、始めます!」
着物の片肌を脱いだ伊達政宗を一同は座敷からいぶかしげな
面持ちで見ているのですが、そこで始まったことは・・・

伊達政宗と片倉景綱による餅つきでした。
政「ハイッ!」、景「えやあぁーっ!」、政「ハイッ!」、
景「きえぇーっ!」、政「ハイッ!」・・・

片倉さん、杵を高く振り上げて、素晴らしい気合いです。
そしてつきたての餅で作ったずんだ餅を秀吉に振る舞うと、
秀吉は大いに気に入り、今度は自分が餅をつくと言います。

秀吉が自分の趣向にノッてきて、政宗はしてやったりと、
秀吉をどんどんとよいしょしていきます。
「これぞ、天下餅でございます!」、「お見事ぉ!」、
「お餅になってまいりましたぁ!」


上司にごまをするとはこういうことだ、俺を見よ!
政宗のそんな声が聞こえてきそうです。
そして秀吉の機嫌をとる政宗の姿を見て、昌幸パパの野望は
ガラガラと音を立てて崩れていきました。

徳川家康(内野聖陽さん)は北条の領地をすべて手に入れた
代わりに、三河、遠江、駿河を失いました。
しかも江戸は、噂以上のすすき野原でした。

それでも秀吉に対しては、素晴らしき土地だ、自分が江戸を
東国一の都にする、と礼を言います。
やがて徳川家臣団は、それを本当に成し遂げるのですよね。

そして秀吉は昌幸の働きを褒め、
小県は安堵、沼田もおぬしにくれてやる、徳川の与力を外す、
上田に腰を落ち着けて徳川をしっかりと見張ってくれ、
と言いました。
予想以上の裁定で、昌幸は安堵して喜びの表情になりました。

秀吉は「沼田のことは自分に任せてほしい、悪いようには
しない」と言った、あのときの約束を守ってくれました。
さらには徳川に対しては常に警戒して牽制する秀吉でした。

宴の後、源次郎は政宗と話す機会がありました。
政宗は自分が殿下に気に入ってもらえたと上機嫌です。
そして自分と殿下は似ている、気が合う、と。

もし北条が先に降参していたら、わしの命はなかった。
北条がわしを待っていた?--知らん。
わしだってどうせ戦国の世に生まれたからには、天下を
かけた大戦に臨みたかった。

もしわしがもう20年早く生まれておれば、もしわしが
もう少し京の近くで生まれておれば、大広間の主座に
座っているのは、秀吉ではなくわしであった!


政宗がそう言いながら天に向かって振り抜いた刀には、
先ほど餅をついて秀吉に媚びへつらっていた自分への
悔しさがあったのでしょうか。
「真田の小倅。またどこかで会おう。」
源次郎にそう言って、政宗は去っていきました。

  • 抹茶フロート.jpg
ネットには「ずんだ餅が食べたくなった」という声があふれていました。
翌日にはスーパーや和菓子店で、ずんだ餅がたくさん売れたと思います。
私も今度ずんだ餅を見かけたら、きっと買ってしまうでしょう。
(ずんだ餅の画像がないので、抹茶フロートで)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  December 23, 2016 11:38:18 PM


PR

Calendar

Profile

☆えみりー☆

☆えみりー☆

Freepage List

Favorite Blog

星に願いを・・・。☆… りえりえ0527さん
柴犬さくらとカント… さくらパパ&ママさん
犬太とお散歩 a-totoroさん
チョコのちょこちょ… むんぞうさん
気ままなラブラドール max&daiママ♪さん
鳥の家 さくら113さん
バカネコ日記 海獣トドさん
じゃじゃ馬のつぶやき soniasさん
モフニャゴ通信  @… みぃ *さん

Archives

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X