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NHK大河ドラマ 『真田丸』 。
第48回の前半は、ほんの一瞬で終わった佐助の告白タイムと 家康@内野さんの顔芸に笑い、大戦を前にそれぞれが懐かしく 穏やかな気持ちを味わえた時間でした。 豊臣と徳川は和睦したものの、真田丸は取り壊され城は堀も 埋め立てられて、大坂城は戦う力を大きく失いました。 しかし大坂にいる者たちは城主・豊臣秀頼(中川大志さん)を はじめ戦いをあきらめる気はなく、真田左衛門佐幸村(堺雅人 さん)や牢人衆は次なる行動を起こしていました。 まず徳川家康(内野聖陽さん)がいる本陣に、長宗我部盛親 (阿南健治さん)、後藤又兵衛基次(哀川翔さん)毛利勝永 (岡本健一さん)、木村重成(白石隼也さん)らが夜討ちを かけ、ひと暴れしてきました。 (勝永さま@岡本健一さんの射撃スタイルがカッコイイ~。。 この華やかさは、さすがはジャニーズですね。) そして幸村の次の策は「夜討ちに遭った家康は京に戻るから 明日その道中を襲って家康を討つ」と、徳川に通じていると 疑う織田有楽斎(井上順さん)にわざと情報をもらします。 案の定、その情報は家康に漏れていて、その裏をかいて今夜 動くであろう家康を討つよう、幸村は佐助(藤井隆さん)に 命じました。 同時に幸村は、有楽斎の内通を暴く機会をうかがっていて、 秀頼を交えての重臣会議のあった夜に、有楽斎の部屋の外で 家臣に扮して待っていました。 徳川宛ての豊臣の情報を書いた文を幸村に見られた有楽斎は 慌ててあれこれ弁明するも、本気の幸村に通じないと悟った 有楽斎は命乞いをします。 「今すぐ出ていかれよ。そして二度と戻ってきてはならぬ。」 幸村にそう言われた有楽斎は大坂城を出て、その後は茶道に 専念して穏やかに余生を過ごしました。 (このお方は信長公の弟、茶々の叔父として、身内の栄光で いい立ち位置で人生を過ごせたようですね) さて、家康暗殺に行く前に佐助はきり(長澤まさみさん)の 元に立ち寄り「もし無事に帰ってきたら夫婦になって欲しい」 ときりに思いを告げるのですが・・・。 「ごめんなさい。」 きりちゃん、微塵の迷いもなく速攻にお断りでした。 佐助の恋は瞬殺となりました。 佐助は悲しかったからか?気まずい雰囲気だったからか? 「はっ。」と瞬時に消えていきました。 その夜、京まであと5里の宿所で休息していた家康を佐助が 襲い、家康暗殺に成功!・・・と思ったら・・・? 佐助が泣いています。 はい、佐助が仕留めた家康は影武者でした。 そのころ本物の家康は二条城の縁側でくつろいで、お茶を 「あ゛~っ」と実に美味しそうに飲んでました。 (内野さんのこの表情! 本日2度目の大笑い) 年が変わり慶長20年(1615) 、家康は駿府に戻り、徳川の 各隊も陣払いを始めていました。 しかし大坂城では牢人たちが戦の前より数が増えてしまい、 そのまま大坂城にとどまっていました。 家康がいずれ必ず攻めてくると見越している幸村は、城の はるか南の茶臼山と岡山を結ぶ間を空堀でつなぎ、この一帯 そのものを巨大な要害として敵を迎え討つ策を提案します。 幸村の不屈の気構えに感服した大野治長(今井朋彦さん)は、 この先の“面倒”はすべて自分が引き受けるから存分に力を 尽くしてくれと、決意を幸村に告げます。 その“面倒”とは、何かと強気で口を挟み事態をややこしく する母の大蔵卿局(峯村リエさん)のことです。 治長はようやく母に、これより先は黙っててくれとはっきり 言えたのでした。 巨大な空堀を造る策を秀頼に報告した幸村は、その折に、 血気盛んな牢人たちの気を鎮めるために彼らの家族を呼ぶ 許可を秀頼に求めました。 秀頼の快諾もあり、牢人たちの家族や近しい家臣が集まり、 大坂城内は和やかな空気に包まれました。 つい先日、母・大蔵卿にびしっと言った治長も、この日は 二人の弟とともに母の機嫌をとって親孝行しています。 中には、後藤又兵衛や台所頭の大角与左衛門(樋浦勉さん) のように、呼ぶような身内がいない者もいます。 このときの与左衛門の物言いが、この先の何かの出来事に 絡みそうで少し気になりますが。 秀頼も母の御上様(茶々:竹内結子さん)と妻の千(永野 芽郁さん)だけで、家族の時間を過ごしています。 その折に秀頼は幸村と話し合った、大坂を離れて四国に移る 国替えの話を母と妻にして、二人の承諾を得ました。 ただ妻の千は、内心は江戸に帰りたがっているのですが。 大坂城内が和やかに賑わっているとき、幸村は息子の大助 (浦上晟周さん)を連れて大坂城を出て真田の陣に出向き、 矢沢三十郎頼幸(迫田孝也さん)と義兄・小山田茂誠(高木 渉さん)との、14年ぶりの再会を果たしました。 今は敵味方に分かれても、この時間だけは昔のままです。 しかし従兄弟同士になる子たちの間はそうではなく、稲の 子の真田信政(大山真志さん)は「大助もその父も、一族と 思ったことはない!」と大助につかみかかります。 庭での物音を聞いた大人たちが出てきて、傳役の三十郎が 「何事かーっ!」と一喝します。 真田信吉(広田亮平さん)が「相撲をとっておりました」と 言ってもごまかしは通じず、事態を察した三十郎が「よし、 俺が相手だ」と信政を投げ飛ばします。 おお、傳役の三十郎。 気性が激しく、母親が当主・信之の正室ゆえか何かと態度が 大きい若君を甘やかさずに、しっかり教育しています。 良いことですね。 (長くなったので、ここでいったん分けます) 暗殺を逃れて二条城でお茶を飲む内野さんの表情が最高です! 第5回の伊賀越えのあの表情、豊臣を潰そうと企むときの悪い顔、 今回のお茶を幸せそうに飲む顔、その他、 『真田丸』は内野さんの顔芸に魅入ったドラマでもありました。 (画像は大阪市の玉造にある興徳寺のお地蔵さまです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 5, 2016 10:56:04 PM
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