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2018年NHK大河ドラマ 『西郷どん』 。
第13回の部分的な感想です。 今回の始まりは、いよいよ将軍家に輿入れする篤姫の お話からでした。 篤姫を演じる北川景子さんの、柔らかい色合いの中に 金をあしらった衣装や金銀の髪飾りがなんとも豪華で 煌びやかで、たまらなく眼福でありました。 また渡辺 謙さん演じる島津斉彬。 この国を豊かで強い国にする理想を掲げて種々の研究 開発に勤しんでいますが、基本、自身が新しい物好きで 機械が大好きな少年のようなハートを持ったお殿様、 って感じがどこか微笑ましくもあります。 そして後半の正助の嫁取りと、喧嘩別れした吉之助と 正助の友情物語。 ベタな展開で特に感動はないかと思ったら、ドラマ中の セリフや役者さんたちの演技で、それなりに感動する いいお話になりました。 ただもう少し歴史風味が濃いほうが私は嬉しいのですが。 安政の大地震(1855年)で、将軍家に輿入れする篤姫の婚礼道具は何もかも めちゃくちゃに壊れてしまいました。 西郷吉之助は主君・島津斉彬より、全ての道具を1年で整え直すよう命じられ、 吉之助はまさに東奔西走の日々でした。 なんとか婚礼の支度が整い、安政3年(1856)11月、篤姫(北川景子さん)は 第13代将軍・徳川家定に輿入れして正室となりました。 大奥に入ってただでさえ緊張しているのに、夫となる家定(又吉直樹さん)との 初めての対面がコレでした。 この人が上様と聞いて、慌てて駕籠から出て挨拶をする篤姫。 そして上様(家定)からかけられた初めての言葉が「丈夫か?」。 さらに「死なぬか?」と問われ篤姫が「めったなことでは。」と返すと、 上様は嬉しそうに笑ってどこかへ立ち去っていきました。 篤姫の輿入れも無事に終わり、吉之助は主君・斉彬から「めでたき日だから」と 斉彬の執務室での二人だけの宴に誘われ、ねぎらいの言葉をもらいました。 画面に映る色とりどりの切子硝子がとても綺麗です。 斉彬(渡辺 謙さん)は集成館では鉄や軍艦や大砲だけでなく、切子硝子、 紡績、ガスや電気、農具、イモ焼酎など、国を富ませるための産業として 必要なものを次々と作らせていました。 民の暮らしが豊かになれば皆が前を向き、国は自然とまとまる。 開発に力を注ぐ斉彬には強い信念がありました。 斉彬は薩摩に帰る道中で京の公家の近衛家に立ち寄りました。 そしてその折に斉彬は、近衛忠煕に仲介を頼んだ月照に、しかるべき時が 来たときには天子様(天皇)に・・とお願いしていきました。 3年4か月ぶりに薩摩に帰郷した西郷吉之助(鈴木亮平さん)。 弟妹たちから生活の苦しさを聞かされ、自分が仕送りしてやれないことを 心苦しく思います。 でも家族の皆は、今は苦労だけど吉之助の出世を明るく待っています。 久しぶりに昔の仲間が集まり、皆で呑んで語らいます。 殿の側に仕えて一人だけ違う世界にいる吉之助の話を皆があれこれと 聞きたがります。(仲間うちが集まるとあるある、その1) でもトップシークレットの話だから言えるはずもなく不機嫌になる 吉之助と、その吉之助を羨ましそうに見る正助がいました。 一方、正助はいよいよ嫁取りをすることになり、仲間の皆が興味津々でお相手の 満寿を遠くから眺めてました。(仲間うちが集まるとあるある、その2) 皆で満寿のことを褒めてたら、そこに当の大久保正助(瑛太さん)が来ました。 正助は吉之助を持ちあげ自分を卑下するあまり、軽口で「自分の嫁取りなど つまらんことで」なんて言ってしまい、するとその話を満寿が。 一同、あまりのばつの悪さでフリーズです。 「つまらん縁談なら無理せず取り消してくれたらいい」とまで正助に言う 満寿に、吉之助は必死に誤解だと訴え、さらにこれから天下国家のために働く 正助の嫁になる覚悟があるのかと、満寿に問います。 満寿は気持ちよく「はい」と答え、正助は改めて満寿に求婚しました。 さてその頃、お殿様(斉彬)は鶴丸城でホトグラフの試し撮りに夢中でした。 当時は今のデジカメのように瞬時に撮れる写真ではありませんでした。 撮れるまでじーっと動かずにいるモデルさんは大変だったようです。 ちなみに、この幕末の時代に日本に入ってきた写真機には、 他にも夢中になった方がおられました。 よろしければこちらも。 ↓ ↓ ※ 尾張徳川家、最後の殿様の趣味 ※ 尾張徳川家 最後の藩主・徳川義勝と明治維新 これは電信かなにかの実験でしょうか。(なんか楽しそう) この実験室には昔のいろんな機械が置いてありますが、スタッフさん、 よくぞこれだけ集めてきましたね。 後日、正助と満寿の祝言の日を迎えましたが、吉之助はお城からの急な 呼び出しがあり、祝言を中座して登城しました。 そして斉彬から江戸の老中首座の阿部正弘の訃報を聞かされました。 斉彬から急ぎ江戸に行って働くことを命じられた吉之助は、正助も一緒に江戸へ と斉彬に願い出ました。 斉彬は、ならば正助は熊本までと許しを出しましたが、吉之助が主体の 流れが気に入らない正助はこれを拒否し、吉之助と大喧嘩になりました。 吉之助は斉彬の「時がない」という強い思いを正助に伝えようとしますが、 言葉足らずのまま二人は喧嘩別れになりました。 そして吉之助は江戸へ旅立っていきました。 意地を張り続ける正助ですが、今の正助には賢い妻の満寿がいます。 二人の話を聞いてしまった満寿は夫・正助の旅支度を整え、今ならまだ 間に合うと正助を送り出しました。 走って大急ぎで吉之助の後を追う正助は、同じように走ってなぜか道を 引き返してくる吉之助と途中で会いました。 忘れもんをしたという吉之助に、「そげな大事な忘れもんをしたとか?」 と正助が問うと、吉之助は「おはんじゃ」と。 大喧嘩をしたけど、やはり互いに捨てきれず求め合った友と友。 いいシーンで感動でした。(゜-Å) ホロリ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 10, 2018 02:24:21 PM
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