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May 5, 2020
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カテゴリ:気になるTV番組
2020年NHK大河ドラマ 『麒麟がくる』 の感想です。

斎藤道三と高政の親子の対立からいよいよ戦が避けられ
なくなった今回の、大きな見どころは2つありました。

1つは、斎藤高政が城主となってからの政策で、突然
領地替えを言われたことにより、自分は高政にはついて
いけない、道三様の元へ行くと決めたときの、叔父上・
明智光安を演じる西村まさ彦さんの演技でした。

いずれ甥の十兵衛に城を譲るために明智家を守り、その
ために主家・斎藤家の中で波風を立てぬように配慮して
苦心してきた光安だったけど、最後は己の武士としての
意地を貫く決心をしました。

可愛がっていた小鳥を空に放ち、「道三様のためなら心
おきなく一踊りできる」と言い切ったときの西村さんの
演技に多くの人が涙しました。
ふだんは華のある役者の演技を立て、ここぞというときに
見る側に感動を与えてくれる、まさに名優の演技でした。

そしてもう1つは終盤で、斎藤道三(本木雅弘さん)が
出陣を前にして十兵衛に語ったシーンです。

人の上に立つ者は正直であれ、
家督を譲る相手を間違えた、その間違いを自分が正す、
そして、誰も手出しができぬ、大きな国をつくれ、

この言葉に感動で涙して、さらにそう言い残して十兵衛に
後を託した安心からか少し表情を緩めて「さらばじゃ」と
告げて走り去ったときのモッくん道三のカッコ良さに、
しびれた視聴者が続出だったと思います。

あと私は、このときの一連の場面での音楽が、まるで大
スクリーンで映画を見ているかのような、壮大で美しい
音楽で、TVの前で感動がますます高ぶっていきました。

映像の演出、音楽の演出、うーん、素晴らしいです。

※今週も盛り上がっています。 ⇒ ⇒  #麒麟がくる


弘治元年(1555)秋、二人の息子を嫡男の高政に殺された斎藤道三は家臣とともに
稲葉山を脱出し、美濃北部にある大桑城に入りました。
それにより道三と高政の対立は避けられなくなり、明智十兵衛(長谷川博己さん)と
叔父の光安は、どちらの側につくべきか迷っていました。
身内同士の戦をなんとしても避けたい十兵衛は、これは道三の娘で織田信長の正室である
帰蝶(川口春奈さん)次第だと考え、尾張の清州城に行きました。



しかし兄・高政が岩倉城の織田信賢や今川と手を組んで夫の信長を滅ぼそうとしていると
見抜いている帰蝶は十兵衛と対立し、十兵衛を追い返しました。
その話を隣室で聞いていた織田信長(染谷将太さん)は、双方の言い分を認めつつも、今
自分は親父殿(道三)の加勢に動けない、御身を守られることが肝要と。
しかしそうは言ったものの、その方法がわからないから、話を文学にすり替えてごまかして
退出しようとしました。(信長さん、典型的な理系男子か)
ただ帰蝶さま、夫君に怒って言い返してさっさと先に退出なんて、土岐家の血筋のプライド
ばっかり高くて器量の小さい前夫だったら、絶対にできないですよね。
帰蝶さまがノビノビ行動できる今の夫君のほうが絶対にいい。良い再縁をなさいました。



そのころ駿府では今川義元の軍師の太原雪斎が病死したのですが、その死が他国に情報で
洩れないよう、望月東庵(堺 正章さん)と駒(門脇 麦さん)は寺に軟禁されていました。
今川家で人質として暮らす松平元信(池田優斗さん;幼名・竹千代)の元には、水野家に
仕える忍びの菊丸(岡村隆史さん)が薬屋として出入りし、世の動きや今川家の動きの
情報交換をして元信を守っていました。



一方、美濃の稲葉山城では城主・斎藤高政(伊藤英明さん)や側近たちが酒盛りをして
いて、明智光安(西村まさ彦さん)が余興で踊って場を盛り上げていました。
光安が意味ありげに十兵衛に視線を送りましたが、そのときは意味が分かりませんでした。



高政は宴会を中座し、十兵衛と話をするために武器庫に行きました。
高政は尾張に行った十兵衛の行動は把握していて、十兵衛から尾張での話を確認し、
さらに自分だって父・道三と戦はしたくないと言いました。
そして高政は、自分が土岐源氏の血を引く者であることを皆が望んでいる(←いえ、
自分が望んでいるだけですよね)、いずれ守護の座に就けるよう将軍家に願い出る
ときに土岐源氏の流れは聞こえが良い、と十兵衛に本音を語りました。
そしてさらに明智家には領地替えを考えている、そのときに跡を継ぐのは十兵衛だと。



美濃を治めるために高政なりに政を考えているのは十兵衛も理解できるのですが、話が
あまりに一方的で十兵衛も納得がいかないし、これまで明智の領地を守るために精一杯
やってきた叔父・光安がなにより深く傷ついていました。
そんな折に斎藤道三が息子・高政と一戦を交える決意をした、そして光安の様子が尋常
ではないと左馬助から聞いた十兵衛は急ぎ明智城の光安の元に行きました。
光安は何かを決意したように、可愛がっていたメジロを籠から空に放していました。



そして光安は十兵衛に、自分は高政に命を預けようとは思わぬ、自分は大桑城に行く、
道三様のためなら心おきなく一踊りできる(=なんだってできる)と言います。
しかし勝ち目のない道三の側につくというのは死を意味することであり、事は明智家の
存亡に関わる、どうか2日待ってほしいと十兵衛は光安に強く訴えました。



十兵衛は馬を飛ばして道三のいる大桑城に行きました。
帰蝶は伊呂波太夫に話をつけて父・道三を越前に逃がす手立てを用意していましたが、
道三はそれを断り、息子・高政との戦の決意を固めていました。
そして高政が自分の父は土岐頼芸と周囲に言いふらすその考えを見抜いているけど、
人の上に立つ者は正直でなければいけない、偽りを申す者は人を欺きやがて国を欺く
と十兵衛に説きました。



そして道三は、自分は老いぼれた、だから高政に家督を譲った、しかし譲る相手を
間違えた、間違いは正さなくてはならぬ、と十兵衛に静かに語ったら突如立ち上がり、
「皆の者~!、集え!、これより鶴山(稲葉山城のほぼ北、約4km)に向かう!、
鶴山に陣を張る!」ーー道三は家臣たちにそう下知しました。
それから十兵衛のほうを向き直って言いました。
「父がよく申しておった、美濃も尾張もない、皆一つになればよい。近江も大和も。
さすれば豊かな大きな国となり、誰も手出しができぬ。わしは美濃一国で終わった。
しかしあの信長という男は面白いぞ、あの男から目を離すな。
大きな国をつくるのじゃ。誰も手出しができぬ、大きな国を。」

道三は十兵衛にそう言葉を残したら「さらばじゃ」と告げ、自分についてきてくれた皆と
ともに出陣していきました。



十兵衛が明智荘に戻ると、村人たちが騒然としていました。
藤田伝吾の話では、道三が出陣したとの知らせを聞いた光安が武士の意地を貫くために、
嫡男・左馬助と足軽50名を率いて、道三のいる鶴山に出立したということでした。
道三か高政か、自分はどちらにつくべきか、十兵衛は悩みました。
そして鉄砲を手に取り、十兵衛の脳裏に思い起こされた出来事は・・



なんのかんのと言いながら自分の考えを認めてくれていた道三のことでした。
母・牧も妻・熙子も家臣たちも皆、覚悟はできていて、自分の決断を待っています。
迷いが消えた十兵衛は戦支度を整え、家臣たちを集めて下知をします。
「叔父上の後を追う、鶴山へ!、敵は、高政様!」






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Last updated  May 6, 2020 09:37:08 AM
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