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April 27, 2021
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カテゴリ:気になるTV番組
2021年NHK大河ドラマ 『青天を衝け』 の感想です。

今回の話で私が「これはスゴイわ」と思ったのが、兄ぃ
(尾高惇忠)の発案で横浜の異人の居留地の焼き討ちの
前に高崎城を乗っ取ろうと考えていたことでした。

私、お城はそれほど詳しくないですがそれでも、お城って
どんな小規模のものでも門があって櫓があって堀があって、
乗っ取りと言える天守の陥落までにはかなりの戦いがある
であろうと想像しています。

それなのに高良健吾さん演じる渋沢喜作が、これでうまく
いくんだとニヤついて頭ン中で想像していたのは物語の
『南総里見八犬伝』でのことでした。

大老・井伊直弼や老中・安藤信正の “籠” を十数名で襲撃
できた例があるから、人数を集めれば自分たちも “城” を
一つ落とせると簡単に考えてしまったのでしょうか。

後に土方歳三が宇都宮城を奪ったときも、フランス式の
訓練を受けた精鋭や大砲を使ってやっとできたことなのに、
それを城門さえ開かせれば自分たちが城を奪えると考えて
いたことに、なんともおめでたさを感じました。

とはいえ、かく言う私も今どきのTVの歴史番組で知識を
得ているからそう思うだけでしょう。
戦術の情報源が物語で、そこに自分の思い描くものが先に
たつ血気にはやった若さの勢いがあったら、喜作や栄一の
ようになることもありうるでしょうね。

さて、地図を作る株式会社ゼンリンが、興味深いデータを
UPしてくれてます。
 ⇒  一橋家のお屋敷は現在の大手町一丁目

渋沢栄一 らが焼き払いを計画した横浜の外国人居留地
横浜市の「関内」という地名
 ⇒  こちら

大河ドラマ館も2か所でオープンしています。

※埼玉県深谷市  こちら   ※東京都北区   こちら

※こちらも盛り上がっています ⇒  #青天を衝け
 ドラマ内のことが解説されてます  #青天ナビ


仲間と共にやはり老中の襲撃に加わりたい尾高長七郎(満島真之介さん)は熊谷の
定宿を出て江戸に向かおうとしていました。
そこへ長七郎の危機を察した渋沢栄一(吉沢 亮さん)が血洗島から大急ぎで熊谷まで
走ってきて、寸でのところで長七郎を止めることができました。
栄一は坂下門外でのことを長七郎に伝え、今江戸に行けば無駄死にになる、自分たちの
成すべき定めのために命をとっておこうと言い、長七郎は京に逃れました。



栄一はいつの日か皆で決起するときのために、家業の売り上げを少しずつごまかして
軍資金をため込んでいました。
攘夷遂行・封建打破を実現させる計画を練っていた尾高惇忠は、横浜の異人の居留地を
異人ごと全て焼き払うと言い、栄一はそうなれば異人の報復で幕府が転覆する、その後で
自分たちが天子様を戴いて天下を治めることができると想像し、目を輝かせていました。
この北武蔵から攘夷を決行するーー惇忠の檄に栄一も渋沢喜作も決意を新たにしました。



文久2年(1862)7月、徳川慶喜(草彅 剛さん)は第14代将軍・徳川家茂の将軍
後見職に任命され、松平春嶽(要 潤さん)と共に3年ぶりに公儀の政に復帰しました。
これは薩摩の島津久光(池田成志さん)の提言によるものでしたが、島津は慶喜を己の
覇権のために利用しようとしていて、また公儀も慶喜を朝廷の機嫌とりに利用している
だけで、慶喜はそのことに気がついていました。



栄一と千代(橋本 愛さん)の間には市太郎が生まれたばかりでしたが、この年に関東では
麻疹とコレラが大流行し、20万人もの人が亡くなりました。
市太郎も麻疹にかかって亡くなってしまい、千代は悲しみに暮れます。
現代のように医学が発達していない時代なので、乳幼児そのままは育たないことも多く、
義母のゑい(和久井映見さん)は「誰のせいでもない」と千代をなぐさめました。



横浜焼き討ちの計画を惇忠と渋沢喜作(高良健吾さん)と栄一は練ります。
まずは南総里見八犬伝(1842完結)のごとく上野の高崎城を襲撃して武器弾薬を奪い、
次は鎌倉街道を横浜に向けて一気に進撃して横浜を焼き払うと考えます。
そして赤城おろしが吹いて火の回りが早くなる冬至を決行日とする、と決めました。
惇忠の弟・平九郎(岡田健史さん)は自分も加わりたいと兄に懇願しますが、尾高家の
ためにも残ってくれと兄に頼まれ、栄一と喜作も自分たちの家のことを考えました。



年が明けた文久3年(1863)、そのころ京では過激な志士たちが天誅と称して
公武合体派や開国派を襲い、中には尊王攘夷派の旗印だった徳川斉昭の息子の慶喜に
取った首を送る者までいました。
そして京の攘夷運動の先頭にいたのは長州の志士たちと公家の三条実美で、早く攘夷を
決行しないと浪士たちが暴発すると慶喜に矢の催促でした。
慶喜は冷静に、京には守護職も所司代も自分もいるから大丈夫だと答え、松平春嶽も
攘夷は簡単ではないから今は国内をまとめるとき、と反論します。



この頃の幕府は、イギリスからは攘夷事件の賠償金を払うよう脅され、朝廷からは
早く攘夷をするよう言ってきて、板挟みになっていました。
慶喜がそんな愚痴を武田耕雲斎(津田寛治さん)に語っていたら、かつて慶喜の腹心の
小姓だった平岡円四郎(堤 真一さん)が突如庭から現れました。
円四郎は慶喜に「こんなときに将軍後見職とは貧乏くじ」と言いながらも、その慶喜に
仕えたいと自ら願い出てここに来たのでした。



栄一と喜作は仲間を募り武器を集めるために江戸に来ていました。
武器屋の主人・梅田慎之介(渡辺 徹さん)は、武士ではないけれど志を持ち、きちんと
金を用意して武器を買い求めに来た栄一たちに感心して武器を渡しました。
栄一たちが集めた武器は密かに惇忠の家に送られ、横浜焼き討ちの計画に参加したいと
いう者が血洗島やその周辺から続々と集まっていました。



栄一と喜作が江戸で仲間の真田範之助(板橋駿谷さん)と店で計画を話し合っていたら
酔っぱらった男が酒をおごれと入ってきました。
その男は藤田東湖の息子で藤田小四郎(藤原季節さん)で、栄一と喜作は初めは「あの
東湖先生の」と喜んでいましたが、小四郎のあまりのだらしなさに腹が立った栄一は
我慢できず思わず小四郎に説教を。
小四郎は栄一の苦言を受け入れ、いつか自分も父を越える大義を成してみせると皆の前で
誓いましたが、その様子をそばで冷ややかに見てる侍がいました。



この年の夏、栄一たちが攘夷を叫ぶ一方で、長州や薩摩では外国との戦いを経験して
攘夷は無謀であると知り、また京でも過激が攘夷を唱える公家たちが追放され(八月
一八日の政変)、世の流れが変わろうとしていました。
そのころから栄一の様子がおかしいと家族は薄々感じていて、そしてついに栄一は父・
市郎右衛門に自分をこの家から勘当してほしいと願い出ました。
自分は家を出て天下のために働きたいーー母・ゑいは反対しましたが、意外なことに
妻の千代は栄一に味方して一緒に父に頭を下げてくれました。



自分はこの世を変えるために命をかけたい、大義のために生きたいーー
そんな栄一の強い思いを父・渋沢市郎右衛門(小林 薫さん)は最後には認めました。
「俺が10年若返って働く。俺は政がどんなに悪かろうが百姓の分は守り通す、それが
俺の道だ。お前はお前の道を行け。」
市郎右衛門は穏やかにそう語って、栄一の勘当を許しました。






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Last updated  April 27, 2021 04:11:27 PM
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