カテゴリ:歴史
約3500年前、ユダヤ人(ソロモン)がオーナーとなっていた タルシシ船(セム族世界で知られていた最も大きな外洋航行船)隊は オケオ港(タイ)→日向灘→豊後水道を経て九州国東半島に達し 国東町重藤の海岸砂丘に莫大な砂鉄の堆積層を発見して、製鉄基地 を築いていたのです。この船隊はフェニキア人の手で運搬され、エブス人と製鉄族のヒッタイト 人は船員として、またワジャック人が奴隷として乗っていました。 やがて彼らは重藤一帯に多くの『野タタラ』による製鉄所を築き上げました。同地に大量に 存在していた砂鉄を原料に、地元の薪を燃料にして、西南の風をタタラ(フイゴ)として 『ナマコ鉄』をつくり、武器や農具の鍛鉄製品に仕上げていきました。その際、先住民である 港川人らの縄文人に農業文化を教えながら、彼らを奴隷として使役しました。そして、この 貴重な鉄製品を中国河南省にあった殷文化圏にも運び、エブス商人らが先住民との交易 に支払う『貨幣』として活用したのです。これが呼び水となりシュメール人と苗族のグループ がオケオ港や海南島からフェニキア人の船で出発し、金属文化を伴う水田稲作農業 を持って移住してきました。この時、かれらは有明海から鳥栖へ上陸しています。 これが北九州における弥生農業文化の始まりで、水田稲作にとって鉄器はなくてはならない 道具でした。水田をつくり、大量に稲を刈り、脱穀するのには、鉄製の道具が最も適している からでした。こうして、約3500年前、オリエントの製鉄技術は九州国東半島へ伝わり 同じヒッタイト人の手によって『タタラ製鉄』が始められました。 従来、『弥生時代は、BC3世紀頃、朝鮮半島から入ってきたのであり、大陸系(中国系) 文化をもとにして発達したもの』と主張されてきましたが、史実はその逆で、約3500年前 北九州で始められた水田稲作農業が500から1000年間かけて日本列島全体へ普及し さらに金属文化を伴う『倭人文化』として南朝鮮へも伝えられ、朝鮮半島全体へ拡散して いったのです。 続いて3100年前、エブス人・ヒッタイト人および殷人らが豊ノ国(東表国・都は宇佐八幡宮)を うち建てました。これが私達の国の第一王朝の始まり『天の王朝』です。 神武時代より以前に千年も続いた日本最古の王朝だったのです。 そして、その金属文化を伴う水田稲作農業文化圏は王国の拡大とともに急速に日本列島全体へ 普及していきました。実は、この時、殷人たちは薩摩にも南下して薩摩隼人が生まれています。 渡来人、殷人は先住民である港川人・オロッコ人・ツングース(アイヌ人)・アエタ族らの 縄文人への弾圧は行なわれませんでした。むしろ、古い習慣を大事にして積極的に協和し 共存の道を模索していったようです。その例として『座敷わらし』や『河童伝説』があります。 これらは北九州に始まった水田稲作農業文化が拡散していくなかで、苗族に指導されて ツングース(アイヌ)やオロッコたちが共に弥生農民となり、ピグミー(低身長)であったアエタ族 とも共存していった話が各地でユーモラスに伝えられたものです。こうして出雲神話である 『ヤマタノオロチ』が生まれ、ユダヤ文化の出雲王朝の時代に移行していったのです。 これが今も山陰地方の神前で盛んに奉納されている『大蛇神楽』です。 ところで、東表国の『トウビョウ』は、蛇トーテムを表わし、宇佐八幡は、トルコにあったヒッタイトの 首都 『ハットウサ』を表現しています。 私達の先祖は、殷の時代から『南倭人』とも呼ばれていました。南倭人とは、南方から フェニキア人の船に乗り、鉄文化と弥生農業を携えて渡来した人々の王家を祀る 『お社』=『宇佐八幡宮』の氏子という意味です。 殷の時代には『銕人』(くろがね人)=夷人と書いて『倭人』と読まれていました。 後には『夷』をエミシと読んでいたのは夷とは、カナーンのエブス人だったからです。 東表国の建国史を伝える宇佐八幡宮の秘儀が現在でも放生会として3000年以上も 連綿と続けられているそうです。日本最古の儀礼です。 この古神事に使われるクグツは、人形をつかう旅芸人の芸で古くはインドから渡来した クシャトリアの漂白民といわれた人々の芸でしたが、それが『人形浄瑠璃』に発展 していったようです。タタラ製鉄文化伝来の足跡は、七福神を祭る『戎神社』や海洋民を 崇拝する『金毘羅信仰』などが名残であり、さらに、苗族・港川人・オロッコ人・アイヌ人 アエタ族などの多くの農民に親しまれた『村の鍛冶屋』へ各種の鍜鉄製品(農機具)を 運んだのは、エブス人(恵比須・胡・蛭子・戎・夷)やユダヤ人(大物主命・米俵を担ぐ大黒さん) の商人たちであり、その由来は『エビス・大黒さん』として現在でも各家庭に祭られています。 弥生文化を先住民が受け入れ、各地の気候や風土に合うように改良されて普及されるまで 1000年近くかかったことでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/12/21 07:02:42 PM
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