カテゴリ:スピリッツ
あしあと ある夜、わたしは夢を見た。 わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。 暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。 どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。 一つはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった。 これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、 わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。 そこには一つのあしあとしかなかった。 わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。 このことがいつもわたしの心を乱していたので、 わたしはその悩みについて主にお尋ねした。 「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、 あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、 わたしと語り合ってくださると約束されました。 それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、 ひとりのあしあとしかなかったのです。 いちばんあなたを必要としたときに、 あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、 わたしにはわかりません。」 主は、ささやかれた。 「わたしの大切な子よ。 わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。 ましてや、苦しみや試みの時に。 あしあとがひとつだったとき、 わたしはあなたを背負って歩いていた。」 マーガレット・F・パワーズ FOOTPRINTS One night I dreamed a dream. When the last scene of my life shot before me This always bothered me and I questioned the Lord about my dilemma. He whispered, "My precious child, copyright(C)1964 by Margaret Fishback Powers この詩を読み終わったとき、涙がこみ上げてくるのは、なぜでしょう? 今、巷に密かに出回っている詩です。私は今日、知りました。 恩師が教えてくれました。 隣のテーブルの女の子も鼻を真っ赤にして泣いていました。 他の人たちも同様でした。 人の心の奥の琴線に響くのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/08/01 11:39:20 PM
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