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テーマ:読書(8287)
カテゴリ:本
めっきり涼しくなりました、そろそろ温かい飲み物が欲しくなりますね。
と言うわけでもありませんが、先日こんな本を読みました。 森下典子さんの本で「日日是好日」です。 森下さんが何と25年も続けていらっしゃる茶道の話です。 実はワタクシ学生時代にお茶のお稽古に行っていたというか行かされていた。 その時この本のような良書があったならなあーと思ったのでした。 普通の習い事のようにメモをとったりするのでなく、ただただ先生の仰る通りにお辞儀をしたりお茶をシェイク?したり、それがなかなか覚えられなくてイライラ、ついつい手先がぞんざいになったりして、「やり直し!」 もともと自分から進んでやろうとしたわけでなく、学校が遠い、忙しいと言い訳して、いつの間にかフェードアウトだったのでした。 この本を読んでああそうだったのかと思い至ったのは、頭であれこれ考えず、一つ一つのしぐさを正確に丁寧に何度も繰り返すことで、沢山の点を打っていき、それが集まり一つの流れ―すなわち線になっていく、頭で考えずに手に覚えさせよ。 なるほど、スーラの点描画のように、点によって絵を造っていくわけね。 お茶は早々リタイアした私ですが、幼稚園時代に始めたお稽古事は、僭越ながら人様に手ほどきさせていただくポジションに就かせていただいている、今つくづく思うことは極意は相似点が多い、辛抱強く地道に積み上げていくこと、最後は自らの手を信じる事。 短い期間とても習ったとはいえないが、未だにこれからの季節超手抜きのやりかただが、抹茶を一応お茶用の茶碗に入れて泡立てて飲むのはほっとする一時だし、鎌倉のお寺なんぞで一服いただくのも有難い。 著者の森下さんは雨の音を体全体で感じられる境地にまで至ったそうです。 一言…羨ましいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.09.23 22:15:00
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