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米タイム誌に「世界で最も影響力のある100人」に、オバマ大統領、トランプ氏等と共に日本人でたった一人の女性が選ばれた、草間彌生さんである、御年87歳!
真っ赤なおかっぱ頭で、目を見開いて、凡人には理解不能なことをお話になる方です。 草間さんの作品を初めて拝見したのはもう20年以上前のことで、たしか美術館の現代アート展みたいなところだったと思う。ショーケースみたいのが置かれ、真中に覗き穴のようなものがあり、そこを覗くと夥しい数の水玉が、ちょうど3Dのように置かれて、何か目のくらむような小宇宙のような広がりがそこにはあったという思い出がある。 タイトルは「愛は永遠に」 何と画像在りました。 その時はまだ一般レベルには名前が知られていない存在の方でしたが、やはりそれなりのインパクトがありました。 そのうち、本屋さんなどに作品集や自伝などが置かれるようになり、立ち読みしてみると、衝撃的な艱難辛苦の人生で、あの水玉の画像はご自身の幻視からなるもので、現在の住まいはある種の病院であり、アトリエに出勤?しているのだそう。 よく言われることで、絵描きと楽器弾きはボケないのだそうだが、この方87才には決して見えません、究極のアンチエイジングですね。ご自身の内にあるものを作品化するのが生きている証だそうで、死ぬまでどころか、死んでも描き続ける?のだそうです。凄すぎ! 103歳の画家である篠田桃紅さんは、百歳を過ぎたら治外法権で、唯我独尊がモットーだそうです。 そして、精力的に絵筆を取っているそうです。はああー。 岡本太郎さんは「今、ほとんどの人がパッションを忘れてしまっているようだ」と嘆かれていたそうです。 高齢化社会に突入した今、適度の運動、ほどほどの食事、豊かな人間関係を心掛けておられる方が多いと思いますが、人生の終章に必要なのはパッションー情熱なのだと教えていただいたような気がします、安倍総理は1億総活躍社会を目指すとおっしゃっていましたが、もう「楽隠居」なんて言葉はもうないのかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.04.25 22:57:41
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