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テーマ:音楽のお仕事♪(1696)
カテゴリ:ピアノ発表会あれこれ
ここ1年くらい、心がけている懸案がある。
所属しているピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のシステムで、ピアノステップというのがある、文字通り、ピアノの練習曲のレベルで、段階的に楽曲を選び、決められた会場、日時にエントリーし、基本的に暗譜の状態で演奏し、アドバイザーの先生方に講評をいただき、お点をつけてもらう。(AとかBとか) グレード試験より受けやすいそうだ。 ピティナ会員としては、たまにセミナーに参加させていただいたり、生徒さんを紹介してもらったり、HPを調べ事で重宝させていただくという活用をさせていたいていたのだが、ここで少し視野を広めよう―と、ここしばらく首都圏のステップ会場を見学したり、実際、ピティナのセミナーでアドバイザーの先生方に直接お話を伺ったりと、細々とリサーチしています。 ステップ会場は、実際、演奏会や発表会などを開催している場所で、出演者の服装もカジュアルな装いから本格的フォーマルウェア?まで様々です、小規模な発表会といった風です。 もちろん、様々なことがそれなりにおこる、1番びっくりしたのは ー出演拒否ー 次、何番、何さんですのアナウンスのあと、待てど暮せどステージに姿を現さない、そのうちに多分出場者の泣き声と、身内の方や先生の困り果てたなだめ声が聞こえてきた。 いやー、ヒトゴトではありません、たぶん十年以上前、私も自らのピアノ発表会で経験したことがあります。 正直、妙な予感はしていた、ただ目の回るような忙しさであっちこっちジタバタしていたら、演奏の出待ちをしているところで座り込んで嗚咽している子がいる。 は、は、はい???(-_-;) 父兄の方にも来ていただき、必死の説得工作、しかし「泣く子と地頭には勝てぬ」の言葉通り?いったいどうしたものかと途方に暮れ、機材やらライトやらがむき出しになっている、お世辞にもきれいとは言えない天井を眺めたのでした。(´;ω;`)ウッ…、 意外ですが、窮地を救ってくれたのは、同じく出番を待っていたお姉さん生徒さんたち!手を取り、肩を叩き、やさしい言葉をかけ、泣いていた子も涙の跡を残したまま何とか無事に演奏を終えたのでした。 あの時、子供の偉大さと自分の無力さを痛感いたしました。今ではいい思い出です。 その後、無事に終わったのだからーと何で泣いたのか訳も聞かず、また本人も語らず、そのまま彼女は我が教室を巣立ち、多分今は社会人か若奥様か? 懐かしいことを思い出し、思わず胸が熱くなりました、ちなみに先の出演拒否していた子はそのまま、会場を後にしたようです。まー色々あるよね! 今年の夏ももう少しリサーチするつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.07.25 22:07:33
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