Bar UKマスターのつぶやき(なぜコンビニだけは許されるのか?)
またまた「羽鳥慎一モーニングショー」からのネタで恐縮だが、先週末の東京・渋谷や高田馬場の駅周辺で、”路上飲み”する若者たちの姿を紹介していた(きょう31日放送分)。 なかにはダンスしたり、大声で歌ったり、スケボーをしたりするグループも。当然のように、飲み過ぎて酔いつぶれて路上で寝込んでしまう者、上半身裸になって、車道にフラフラと飛び出す輩…。救急車まで出動する事態にも。 緊急事態宣言の再三の延長で、そしてリモートワークや自粛生活で、もやもやとフラストレーションがたまっていることは理解できる。私のようなジジイでも、仕事ができない日々が長くなって最近は少々イライラしている。でも、若者には言いたい。「一緒に飲みたいなら、誰かの部屋で飲みなさい!」と(もちろん、換気はよくして、あまり「密」にならないように人数は絞って、距離をとって…)。 少人数での適度な”路上飲み”は(個人的には)許せても、大声で騒いで泥酔するような集団飲みは、ただ周りの迷惑でしかない。何よりもそこは公共の空間であり、貴方たちだけの空間ではないのだ。欧米諸国や一部のアジア諸国のように、公共空間で酒を飲む行為には罰金を科すべきだと強く思う。改正特措法ではそこまで法制化すべきだった。 コンビニチェーンの会社やコンビニのオーナーにも言いたい。夜はアルコール類の販売を止めてください。バーや飲食店は、お上から「店で酒を出すな」と言われ、事実上の休業に追い込まれている。なのに、貴方がたは一晩中アルコールを売って、”路上飲み”を助長している。飲食業に関わる人間としては、極めてアンフェアで、憤りさえ感じる。 各知事の皆さん、我々飲食業界に「アルコールを提供するな」と言うなら、コンビニ業界にも同じことを言ってほしい!せめて、「夕方以降は酒を売るな」と要請してほしい!