カテゴリ:映画、テレビ
「台風一家」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) 是枝裕和監督の最新作を鑑賞。主演は阿部寛、真木よう子、そして樹木希林さまっ。東京都清瀬市の団地が舞台。 <感想>
期待しすぎたためか、感想としては「ちょっといい映画かも」どまり。役者さんたちの演技も素晴らしいし、映像も脚本もいい感じで文句のつけようがなく、実際すごく楽しめたのだけれど、他人に薦めまくりたいとは思わないというか。 てか、起承転結を勝手に予想してたぼくがいけなかったみたい。台風が来て(元)家族がひとつ屋根の下で一夜を過ごす場面が「転」というわけぢゃないらしい。 なんか壮大で抽象的な題名がついているけれど、この映画はもし違う題だったらもっと売れてたかもしれない。かといって台風に言及してる英語の題「After The Storm」もビミョー。 これまで「ワケあり家族」をお題とする数々の是枝作品を楽しませてもらってきたけど、さすがに今後は少し系統の異なる作品も観てみたいかと。いくら名優だからって、祖母役がいっつも樹木氏ってのも。 小ネタとしては、映画のなかでベートーベンの弦楽四重奏作品131が登場する。同曲は、堺雅人主演「鍵泥棒のメソッド」でも使われていたと記憶している。あと、米国映画「25年目の弦楽四重奏」でも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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