ピカルディの三度。～T.H.の音楽日誌/映画日誌（米国発）

　庭園で行なわれた挙式にて演奏いたしました。ぼく（バイオリン）、Ｎ氏（ビオラ）、Ａ氏（チェロ）による三重奏。
　
　新婦は白人系アメリカ人でキリスト教徒、新郎はインド人でヒンズー教徒とのことで、どんな挙式になるのか気にはなってたのですが、事前に送信されてきた資料を見る限り、式次第はいたってキリスト教的/西洋的。てっきり新郎が改宗なさるものとばかり思って会場に伺いました。
　そしたら、なんと彼らは午前中に既に「一回目の」挙式をヒンズー式で執り行なっており、ぼくらが出演するのは二回めの西洋風の挙式ということでした。一方が他方に改宗するのとばかり思い込んでた自分が恥ずかしい。結婚にはいろいろなカタチがあるのでございます。