カテゴリ:映画、テレビ
「せめて少しは格好つけさせてくれ寝たふりしてる間に出て行ってくれ」
(評価 ★★☆☆☆ 二つ星) 名監督と言われてるらしいジャンリュック・ゴダール様の代表作?を鑑賞。60年近く前に作られた映画。 <感想> パリの街並みも、登場人物らのの言動や外見も、どれもこれもキザでかっこよい。 ただそれだけという気もする。冷静に考えてみると内容はあるようでない。主人公が社会の何に不満なのか、なぜイタリアに移住したがってるのか、そして人殺しをしてまで何か強い信念を貫こうとしてるのか不明。要するにただのわがままチンピラ好色男の話らしい。 相手の女も女で、さっさと目を覚ましてとっとと前に進むべき。こんなおバカな罪人なんかよりいい男なんてパリにはいくらでもいるだろうに。 どいつもこいつも「こまったちゃん」あるいは「かまってちゃん」ばかり。 フランス語の原題の意味するところはよくわかんないけど、「勝手にしやがれ」という邦題はお見事。鑑賞してるぼくらが途方にくれちゃう感じをも代弁してくれてるし。 もしぼくが1960年代にこの映画をこの邦題で観ていたら(当時まだ生まれてないけど)、おそらく満点五つ星あげちゃうんだろうと思われ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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