ピカルディの三度。～T.H.の音楽日誌/映画日誌（米国発）

「愛には愛で感じ合おうよガラスケースに並ばないよに、Say No」（評価 ★★★★☆ 四つ星）

　妻と離婚した中年男が主人公。家族や家屋や仕事に未練はあるうえ、精神的にも辛い折、周囲には薬物の誘惑に負けていく人も。

　日本語のウィキは、https://ja.wikipedia.org/wiki/コネチカットにさよならを

＜感想＞
　予想以上に楽しめた。演出がすばらしい。白人の白人による白人のための映画、って感じなのは仕方ないものの、特に米国在住者だったら「あるある」を楽しめるはず。
　てか、確かにマリファナとかはこちら米国では身近な存在。手に入れようと思えば簡単に手に入る。ただ、そこからどんどん強い麻薬へとハマっていくかどうかは本人次第なわけで、そうゆう視聴者にとっては冷や汗かくような内容。
　薬物はダメ、ゼッタイ。この映画の直接のお題はそこではないのかもしれないけれど、とにかく過剰摂取（というか摂取そのもの）は控えましょうそうしましょう。

＜題名について＞
　この映画、題名がもっとわかりやすければ、より多くの人に観られてたかもしれない。Land of steady habitsなんて、重すぎ。
　邦題はもっとダメダメ。コネチカットから引っ越して別の地に住む家族の話とかじゃあるまいし。