カテゴリ:映画、テレビ
「ハーフ・ブラザーs」(評価 ★★★★☆ 四つ星)
舞台はカナダのフランス語圏ケベック州。 パリ在住の男が、会ったことのない父ジャンが死んだことを知りカナダに飛ぶ。そこで、父が本妻と築いた家族のことを知り動揺しつつも、在りし日の父のことを徐々に知っていく。 英語での題名は「A Kid」。あんまり評価されてない映画らしく、日本でも公開されてないみたいだけれど、こうゆう作品、ぼくは嫌いじゃない。てか、ケベックを舞台にしちゃうとどうしても地味になってしまうのは仕方ない。ケベックって、北米のくせして繊細で洗練されてて、しかしフランスほどお高くとまってないという印象がある。 こうゆうワケあり家族が、誰かの「死」とか「葬式」を機に真実が明らかになるのって、決して珍しくないと思う。ただ、知らないでおいたほうがよかっただとか、どうしてもっと早く教えてくれなかったのかとか、いずれにせよわだかまりが残る。 この映画、観てて辛かった場面は、父が溺死したと言われている湖で、二人の異母兄弟や父の親友らとともに遺体を捜索するとこ。遺体が発見されなかったら辛いけれども、発見されたとしても父との初対面が無残な遺体っても哀しすぎ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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