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ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

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Jan 13, 2021
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カテゴリ:映画、テレビ
「Book smart, street smart」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 貧しい舟乗りマルティンが、上流階級の令嬢と出会ったことで恋と文学に目覚め、やがて作家になろうとする。
 現在日本で公開ちゅう。http://martineden-movie.com/

 時代設定がわかりづらい。1920年代ごろにも見えるし1960年代っぽくもある。てか、ときどき唐突に挿入される曲とか映像に近代的なものがあって紛らわしい。

 最後まで観てやっと、あ、この映画ってもしかしてチョー名作かもしれないとふと感じる。じわじわと楽しむべき映画で上級者向き。原作の小説は存じないけれど、きちんと深読みすればいろいろ出てきそう。
 ぼくはそこまで深読みできず、この作品の素晴らしさをきちんと堪能できなかった。

 恋と夢と孤独のはざまで葛藤する主人公を演じた役者さん、演技はお上手だった。が、貧しくてきちんとした教育を受けていない若者という役柄なのであれば、もうちょっと痩せてて不健康そうな役者が演じたほうがよかった。
 脇役も皆さん名演で、ナニゲに豪華。ニューシネマパラダイスの青年時代のトト役の役者さんとか。

 いずれにせよ、イタリア映画おそるべし。こうゆう映画の素晴らしさについて自分自身であれこれウンチク垂れてみたいような気もするし、いやそうゆうのは評論家さんとかに任せて彼らの見解を素直に聞き入れればそれでいいかなという気もする。





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最終更新日  Jan 14, 2021 10:47:48 PM
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Re:映画:マーティン・エデン Martin Eden(2019年イタリア)(01/13)   LimeGreen さん
Jack London!

いや私も原作読んだことがないです。
Jack LondonはThe Call of the Wildの入ってる短編集(To Build the Fireが読みたかった)を古本で買って(昔は古本も扱う本屋さんがあったのですよ…新しくBordersが出来た時に潰れました…そしてBordersももうずいぶん昔の話になりましたね)、その1ドル25セントのペイパーバックはまだちゃんと持ってます(1960年の印刷らしい)。でもそこには入ってないや。

Wikipediaを読むと London wrote, "One of my motifs, in this book, was an attack on individualism (in the person of the hero). I must have bungled it, for not a single reviewer has discovered it."ですって、なかなか面白そうではあります。そもそも私の持ってる短編集は手に取るだけで凍えてくるような気がするので、そうでないロンドンも読んでみたい。

そして映画は彼のいわんとすることが感じられるように作られていましたか? (Jan 15, 2021 11:17:12 PM)

Re[1]:映画:マーティン・エデン Martin Eden(2019年イタリア)(01/13)   ピカルディの三度TH さん
LimeGreenさん

おぉ、さすが、お詳しいですね。ぼくはこうゆう文学作品はほとんど読まないので、映画化されたらそれを観ては、勝手に読んだ気になってます。

この映画が興味深いのは、小説はアメリカの話なのに、舞台をイタリアに置き換えてるとこ。原作に思い入れのある人なら賛否両論ご意見があると思いますが、ぼくはどっちにしろ初めてなので、先入観なく観られました。

でもやっぱりわかりづらかったので、この作品はおそらく本で読んだほうがいいと思います。映画では、ぶっちゃけ主人公の苦悩がはしょって紹介されてる印象。

(Jan 16, 2021 09:27:51 PM)

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