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ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

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Mar 24, 2021
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「I Feel Pretty」

 今週はベートーベンのソナタ10番に取り組んでみた。カラオケのピアノに合わせて弾いてみる。

 てか、前作「9番クロイツェル」を作曲してからかなりの年月を経ており、本作はベートーベン後期では唯一のバイオリンソナタ。クロイツェル自体、既に狂気じみた難曲だったし、よって後期作品ともなると激しくぶっ飛んだ曲にちがいないわけで、ぼくはなかなかお近づきになれそうにないと思い続けてきた。今回ついに初挑戦。

 難曲であることに変わりはなく、カラオケで弾くには当然ながら無理がある。実際にピアニストとバイオリニストとか見つめ合いながら息を合わせて、いちにのさんはい、しないと絶対に合わないとこばかり。

 全楽章弾いてみた感想としては、とにかく1楽章、意外や意外、落ち着いたテンポで爽やか。ふつうベートーベンの出だしはピリピリしててテンパってるものなのだけれど、この曲は何ともかわゆい。後期作品という先入観も手伝ってか、思わず拍子抜け。

 2楽章と3楽章は続けて演奏される。ともに短い楽章。部分的に強引な曲。

 4楽章は変奏曲。なんだかドイツ的。

 譜面づらで言えばクロイツェルのほうがずっと難しい。ぼくが思うに、この曲は楽章が進むにつれてベートーベンの後期らしくなっていく。ちょっとした細工が施されて妙に不気味なとことか。





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最終更新日  Mar 26, 2021 08:53:42 AM
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