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ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

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Dec 20, 2021
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カテゴリ:映画、テレビ
「悲しいほどお天気」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 ウディ・アレン監督作品。主演はティモシー・シャラメとエル・ファニング。脇もセリーナ・ゴメス、ジュード・ローなど豪華。
 日本公開時のサイトは https://longride.jp/rdiny/

 ウディアレンが少女虐待変態オヤジ疑惑で業界から干された時期と重なり、たしかアメリカでは結局劇場公開されなかったはず。よって、良識ある視聴者なら彼の作品は観ちゃいかんのかもしれないけれど、あんまし難しいこと考えずに観てみることに。

 そしたらなかなかの佳作。
 悔しいけどこれが現実。アレン監督って報道されていることが事実なら人間的にはサイテーだけど、その映画づくりの才能はホンモノ。周囲の人たちはひたすら崇拝せざるを得ないのかもしれない。

 とにかく心憎い細かい描写や都会的でオシャレな映像には唸る。あぁニューヨークニューヨーク、しかもユダヤの香り。みんなして早口でなぜか金持ち。
 そんなの絶対ありえねーだろという場面が連続するから現実味はないけど、いちいち突っ込んでたらキリないし、おとぎ話として割り切って観れば楽しめる。

 ただ、どうしても突っ込まざるを得ないのは、題名にもある「雨」の場面。どう見ても撮影は好天のもと行なわれている。「雨降らせ機」で強引にジャージャー水流して撮影したのがバレバレ。しとしとぴっちゃんなニューヨークをステキに演出、どころか、太陽光がしっかり画面に写りこんでしまっててドン引き。何とか編集できなかったのか。

 なお、この作品で重要な舞台として登場する場所のひとつがカーライルホテル。ぼくはずーっと前にここに泊まったことがあって、そしたらなんとその夜ウディアレンさんをチラっと目撃。高級ホテルの雰囲気に圧倒されて一階でオロオロとおのぼりさんしてるぼくの目の前を、小柄なおじいちゃんがせかせか通りすぎていって、隣接するジャズ酒場へと入っていったのであった。





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最終更新日  Dec 23, 2021 10:18:08 AM
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