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カテゴリ:南仏生活
8月15日はフランスでも終戦記念日で祝日です。
この頃、フランスでは日本のように戦争を扱ったテレビ番組が増え、新聞では当時の様子を振り返る老人の話をしばしば目にします。 8月15日の南フランスでのドイツ軍開放のための連合軍上陸地は、キャバレールCavalaire市でした。海岸沿い道路にはその時の記念碑を見ることができます。 私が住む、ここイエールが開放されたのは一週間経った8月22日、地図で見るとたいした距離も無いのにと思いますがイエールのシャトー跡や街外れを良く観察すると、当時ドイツ軍が立てこもったほら穴跡や大砲の支柱、銃弾の跡などを見ることができ、身震いしてしまいます。 その日を経験したおばあちゃんの話は毎年同じですがやはり興味深く、聞き入ってしまいます。 ドイツ軍の占領下時は、我が家が一時占拠されたこともあり、当時十代の娘だったおばあちゃんはとても怖い思いをしたと話してくれました。 私の日本の祖父母はもういないので、忘れてはいけない事実を直接聞けるというのは、貴重だなとしみじみ思う日でもあります。 *注意;8月15日は宗教上の祝日、Assomption(聖母被昇天祭)で聖母マリアが亡くなった日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.03 19:32:11
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