カテゴリ:ぴかままの台所&ダイニング
今月のシンクロナイズドクッキングのテーマは「乾物」。
実はもうすでにひと品エントリ載せたんですが、先月の「大根」の続きみたいな感じなのでこっちには載せませんでした。それに、11月にも同じ物載せてますしね。 今回は卯の花煮を作りました。 この卯の花煮には、何種類かの乾物が投入されているんです。 まずごく当たり前に干し椎茸やひじき。 それから、生の人参を切らしていたので、自家製の切り干し人参。 これはこの時に干しておいたもの。 そして、アジアショップで売っている乾燥レンコンを戻して薄切りにした物。これは私、ミリアムに教えてもらうまで知らなかったのですが、以来我が家の常備品となりました。 これらの「普通の」乾物の他に、オーガニックショップで売っているソイミートが入っているんです。これはもちろん、ヴェジタリアン向けの商品で、これまで気になってはいたものの手を出したことはなかったんです。でもせっかくだからなんでも試してみよう!と思って、125g入りの袋を買ってみました。スープに浸しておけば戻るという説明だったので、卯の花の具を煮る際にそのまま一緒に入れてしまいました。 出来立てはなんとなく乾物臭さが残るものの、冷めたあとはそんなこともなく美味しく食べられます。こうやって調理してしまうと、皮なし鶏むね肉によく似た食感で、言わなければわからないかも。 ちなみにこのオーガニックソイミートは、説明書きによると大豆100%、小麦グルテンは添加していないそうです。こちらではグルテンアレルギーという人も結構いるようで、グルテンフリーの食品のコーナーは結構充実していますね。逆に、麩を手作りしたいとか、日本風のグルテンの強い食パンを焼きたいとか思ってグルテンパウダーを探しても全く見つからないのが不思議です。ドイツの小麦粉には、日本の強力粉ほどにグルテンの強いものというのが無いのですよ。 ソイミートそのものはアジアショップに行けば大袋がありましたので、多分そっちのほうがはるかに安く買えるのだと思います。おそらくヴェジタリアンも多いインド料理での需要が多いのかな?なんて想像してるんですが。 もっとも我が家のこの卯の花煮、実はサイコロベーコンも入っていますので、ヴェジタリアンには提供できないんですけどね このソイミートを試す前に、もうひとつ大豆製品を試してみたんですよ。 これ。大豆フラワーなんです。 もしこれが生の大豆を挽いたものであるならば、これを水に溶かせば「呉」が出来るはず。理論上は、それを煮て漉してやれば豆乳になり、それからお豆腐が作れる・・・はず。まあ、ミキサーで水挽きにした物に比べると粒子が細かいので、布巾で漉しても豆乳とおからに分けるのは難しいだろう、との予想はつきましたが。 逆に、生ではなく炒った大豆を挽いたものであるならば・・・きなことして使えるはずですもんね。 買ってきて、早速開けてみます。 ・・・香りは・・・きなこ? とりあえず125g量って1Lの水に溶かし、火に掛けてみます。 ・・・う~ん、黄色い・・・そして・・・やっぱりきなこの香りだ・・・ 上にも書いた通り漉すのは無理そうなので、いつぞやネット上で見たことのある「おから豆腐」にチャレンジしてみることにしました。普通ならばおからになってしまう成分をも豆腐に閉じこめたという製品で、産業廃棄物問題を解決すると同時に栄養も丸ごととってしまおうという一石二鳥を狙った物みたいなんですね。まだ売ってるのかなあ? 普段通りに70℃まで熱し、いつもと同じ量の硫酸マグネシウムを入れました。 ・・・見るからに凝固が弱い感じ・・・ それでも、布を敷いた型に入れて重石をかけてやると、ちゃんと豆腐の形状に固まってはくれました。 う~ん・・・でもやっぱり黄色い・・・ 味見。 いつも作るお豆腐のつるんとした食感ではなく、舌にざらりと残る。 もちろん、アジアショップやオーガニックショップの固い中国豆腐とも違う。 豆腐というよりはむしろ、目の粗いムース? そしてお味も・・・きなこだ(爆) このまま食べるにはやっぱり困ってしまい、潰してサワークリームとヨーグルト、黒蜜を混ぜて冷凍庫で冷やし、黒蜜きなこアイスとしてなんとか食べきりましたが、決してお薦めできるシロモノではありませんでした・・・。 ネットで色々調べてみると、このメーカーのこの製品、粉にする前にやっぱり大豆を炒ってあるのだということが判明しました。炒りの深さがどのくらいなのか判明しないのですが、ということはこれ、そのままきなことしても使えるのではないでしょうかね・・・?もし不安ならばさらに自分でもう少し炒ってもいいのですしね。 国産大豆100% 湯戻し5分で手軽にオーサワの大豆ミート「細切りタイプ」 90g オーサワジャパン ... 植物タンパク100% 鶏肉のような食感大豆からあげ 【消費税相当額サービス】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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