カテゴリ:ぴかままの台所&ダイニング
35匹入っていた、氷漬けの根室のサンマ。
結局、18匹を寮生に、4匹をその他の学生に持たせ、6匹はmargoさんに引き取って頂き、7匹を自家用にしました。 自家用の調理記録。 まずは1匹、新鮮なうちに刺身に。 ちょっと手順を間違って苦労しましたが、なかなか美味しく頂けました。アサツキでも散らせれば美しかったんですが在庫が無く・・・。 薬味はおろし生姜で。 同時に1匹を塩焼きに。 今年のサンマはどうも夏バテ気味らしく、あまりメタボじゃありません 塩焼きにするとどうもパサパサっぽいので、学生たちに「塩焼きではなく、オイルを使って調理したほうがいい」とのメールを回しました。 3匹を糠サンマに。米ぬか5:塩1くらいの割合で混ぜたもの(この3匹には米ぬかカップ1程度の量で充分)を、内臓を取ったサンマにまぶし(腹の中も)ひと晩くらい冷蔵庫で寝かせればOK。冷蔵だと1週間くらいは大丈夫なはずです。それ以上保たせる場合は一匹ずつラップして冷凍。 これは我が故郷の名物。札幌あたりではニシンでやるのが普通ですが、釧路はサンマで。札幌の大学に進んだ頃、道東出身以外の誰に聞いても糠サンマを知らないというのがカルチャーショックでした。今は北海道のアンテナショップにも売っているし、物産展にも出るし、たまには普通のスーパーや魚屋にも並んでいることがあって、道東名物として少しは全国に広まったのかな、という気もしますが、それでもやっぱり知らない人のほうが多いみたいですね。 昔のそれは冬用の保存食として作っていたので塩気がものすごくきつく、糠に脂も吸い取られてしまってかなりパサパサだったのですが、今は冷蔵・冷凍技術が進んだおかげか、市販品もそれほどしょっぱくは仕上げず脂もノリノリのままで食べられます。 漬かったそれを、糠を落として焼いたのがこちら。 そのまま塩焼きにしたときよりも美味しく食べられました。 若干焦げやすいので要注意。 あと2匹は、焼いてオリーブオイル漬けにしました。 これはお魚が脂不足だった場合にお薦めの調理法です。なんといっても簡単だし。 三枚おろしとかにする必要がないので、誰にでも簡単に作れますので、簡単な料理しかしたことのない学生でも大丈夫。 頭と内臓を取ってサッと水洗いしたサンマを3つにぶつ切りにし、魚焼きグリルで普通に焼きます。タッパーにお好みのハーブやスパイスと充分な塩を入れ、オリーブオイルを少し注いで蓋をして振り塩を融かし、そこに焼けたサンマを並べ入れて、その上からオリーブオイルを足して、サンマがオイルに完全に浸かるまでにしておくだけ。 オイルの量がギリギリ足りない場合は表面にラップを載せて空気を追い出しておくといいです。これも冷蔵庫で10日間くらいは大丈夫。 一度お弁当にも入れていったんですが、さすがに小骨が多くて食べにくかったです・・・家で食べるほうがいいわ(汗)。 ・・・思わずサンマ買いに走りそうになったらポチッとヨロシク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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