カテゴリ:ぴかままの仕事部屋
サントリー サマーフェスティヴァルのツィンマーマン:ある若き詩人のためのレクィエムの本番まであと2日となりました。今日は初めて、オーケストラと合唱と我々ソリストと音響素材とが揃ってのオケ合わせとなりました。これだけでもものすごい大音響!ですが、これにまだジャズコンボやナレーターが加わります。明日は全員揃っての会場稽古となります。
今回、なかなかぶっ飛んだ編成とぶっ飛んだ内容のこの作品の演奏会ではありますが、ぶっ飛んでいる故なのか、チケットの売れ行きがなかなかよろしいようで…いらっしゃるつもりでいながらも「現代音楽の演奏会だし、当日行けば買えるでしょ」とタカをくくっていらっしゃるそこのあなた!今回はそうも言ってられないかもしれませんよ! というわけで、直前のリマインドをさせていただきました〜。 追記! 各全国紙でも採り上げられているようです。そのうち、会員登録無しでも読める物を貼っておきますね。 読売 産経(3ページに渡る記事のうちの1ページ目) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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はじめまして。今夜のツィンマーマンのコンサートを聴いた者です。
クラシック音楽は大好きで,何度もコンサートには行きましたが,あのような音響体験は初めてでした。 あの,言葉の意味が聴き手に分からない状態は,旧約聖書・創世記の「バベルの塔」のエピソードの再現なのか,と思いました。そして,同時に,現在・未来に続く,国家間で相互に理解できず戦争が勃発する状況をも描いていると思いました(要するに,あの曲は,創世記の昔から,未来へと続く人類の愚かさと,それでも平和を希求しなければならない人類の願いの双方を描いた曲だと,聴きました)。 素晴らしい演奏をありがとうございました。 (2015年08月23日 23時45分34秒)
ぴかままのおうちへようこそ!
そして、ご来場とご高評を本当にありがとうございました。 聴いて下さったかたがそう感じて下さったというのは嬉しい限り、演奏者冥利に尽きます。「平和を希求」し続けなければならないということは即ち、そうしなければ残念ながらどうしても争いが生じてしまうということの裏返しでもありますよね…。 (2015年08月24日 01時03分10秒) |
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