ゆーらとちーた

うちの三兄弟・・・・言葉をきちんと覚えられないおバカさん。 マンションの９Ｆに住んで毎日のように使っているエレベーターの事を小３にもなるツインズ 兄ちゃんだって「エベレータ」と言い続け、どんなにママが「エレベーターやって 言うてるやろ！」と訂正しても直らずに今に至っている。 昨日、水菜と豆腐のガラスープあんかけを夕食に出したんだけど、お替りをしようと立ち上がった ユー兄が台所で叫んだ。 「ねぇねぇ、ママ～。『ゆーら』かけてもいい？」 ゆーらそれはいったい何ぞや？ ・・・とユー兄が手に持ったものを見ると・・・・。 「ラー油やろ！」しっかり読まんかい そんでもって先ほど。 夕食の用意に忙しいママのところへパタパタとかけてきてたいぶーが言った。 「ねぇねぇ、マァマ。たいね、この間のらぴゅたの女の子の名前、まだおぼえてる！」と 自慢げに言い放った。 実は日曜日に『天空の城ラピュタ』を三兄弟に見せたのだ。 たいがいのジブリは見てるんだけど、ラピュタだけそういえば見せてないなぁと思って見せて やったのだった。 ママはジブリでは一番ラピュタが好きなのよね。 で、すごく楽しんだみたいで帰ってきたパパにラピュタを見たと話した。 するとパパが「どういう内容だったかパパに教えて？」と聞くと、どうでもいいところをタラタラ と長く話して肝心なところをすっ飛ばすツインズらしく超アバウトに内容を一生懸命説明した。 パパがラピュタを見てなかったら絶対に理解できない説明だったけどね。 で、パパが最初の説明の時に「その飛行船から落ちてきた女の子の名前は？」と聞くと あんだけ「楽しかった！」と喜んでいたのに、全く覚えておらず・・・。 普通主人公２人の名前くらいスラスラ出てこんでどーするよ。 記憶力の悪さ・・・・というレベルではないような気がするんだけど・・・・。 そこでママが「シータでしょ？そんくらい覚えてないで何見とったんよ。」と教えてやったのだ。 そんな経緯があったもんだから３日たった今日、急に思い出したのか台所まで来て「女の子の 名前をまだ覚えてるよ！」と自慢したたいぶーだったのだ。 「うんうん、そっか。すごいね、たいぶー。覚えてるんだ。で？何て名前？」 「えへへ・・・、ちーた。」 ・・・・・。 うんうん・・・・・、かわいいよ、たいぶー。 「合ってるよ」って言っておいたので、今度皆さんたいぶーに会ったら聞いてやってくださいな。