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カテゴリ:立ち寄り温泉(大雪一帯)
鹿追町管轄にある「山田温泉」は”隠れた秘湯”と言うイメージが強い、冬季は休業する温泉旅館です。糠平湖と然別湖の間に位置し、どちらから向かっても勾配カーブが多く細い道なので冬道走行は無理なのです。
建物の老朽化も激しく、一昨年 旅館の浴場が雪の重みでつぶれてしまい、時期を待って改装工事し、リニューアルオープンしましたが・・・直したのは浴場だけで建物の外観は以前とかわりませんでした。 少しがたついた玄関を引き 受付で入浴料金を払い 半地下にある浴室に向かいました。 女湯です。 無色透明・無味・無臭のお湯が半楕円形の湯船に鉄管口から注がれています。湯縁の2箇所切った所から排湯されていてオーバーフローではありませんが、身を沈める時にはオーバーフローするので、贅沢気分でした。 貸しきり湯を良いことに 男性浴場も撮影。 女湯の湯船と対照になっているんですね。でも、下部繋がり とかではありません。 それと四角い小さめの湯船もありました。 岩風呂風ですね、こちらも無色透明・無味・無臭の湯です。 女湯に戻り、鉄管口から飲泉すると、無味で まろみもないです。浴感はこれと言って特徴の無い湯で、今金町の「奥ピリカ温泉」のような湯です。 しかし、温泉。汗をかきました。 ちなみにこの旅館の裏手に「ヤンベツ川」が流れていて かつては土管が埋められていてその土管から こんこんと湯が湧いていたのです。 6年ほど前までは足が届かないくらい深かったので土管の”へり”につかまって無料入湯していましたが 年を重ねるごとに土管の中に川砂が入り込み だんだん浅くなり、昨年とうとう尻湯くらいまでの浅い高さになり、危険防止のため土管ごと埋めてしまったと言うことです。 脱衣所に掲示された温泉分析書から 申請者 帯広市西22条北1-13 株式会社 福原 代表取締役 福原なにがし 温泉(源泉名) 山田温泉(源泉名記入なし) 湧出地 河東郡鹿追町北瓜幕無番地 湧出量 毎分118リットル(自噴) 泉温 44.5℃(気温13℃) 知覚的試験 無色澄明、無味、無臭 pH値 7.0 成分総計 529ミリグラム 泉質 単純温泉(中性低張性高温泉) 立ち寄り入浴時間 午前9:00~午後7:00 入浴料金 550円 内湯船~女湯は1箇所 男湯は2箇所 洗い場~湯温調整なしの家庭用蛇口 6箇所 シャワーなし アメニティー~セッケンのみ5箇所配置 ロッカーなし 無料休憩所あり 冬季休業期間については「ホテル福原」に尋ねると良いでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月29日 17時59分06秒
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