さんぶんのに

2014/03/13(木)00:55

大昔のことのような感じもするけど…

いえのこと(27)

昨日は3・11。 私の会社でも、子どもの学校でも、黙とう…。 未だにその話になると涙が出そうになります。 まだ、3年しか経っていないのに、随分と時間が経ったように感じます。 息子は黙とう中、晩御飯のことを考えてたとか……。 うん、生きることは食べることだしね もしかしたら、彼独特の、照れ隠しだったのかもしれません。 私は夜のNHKのドラマで、いろいろなことを思い出しました。 あの日、保育園にやっとたどり着くと、子どもたちが雪の降る園庭で、寒くないように身を寄せ合って待っていました。 ウチの子は年長でお昼寝のない日だったので服を着ていましたが、小さい子供たちはお昼寝の最中だったのでパジャマのままでした。 先生たちが、ビニールシートで周りを囲って寒くないように守ってくれていました。 いつも、ふざけてばかりの息子が、私を見つけて「死ぬかと思ったー」と抱きついてきました。 私も大泣きしそうでしたが、先生たちに「ありがとうございました。ありがとうございました。」と、頭を下げながら家へ戻りました。 先生たちにも待っている家族がいるのに、全員が帰るまでは離れられないんだもの、本当に大変なお仕事です。 そして、翌日だったかには、電話がかかってきて、「保育園やってますから」って…。 保育園、すごすぎる!! 私は、仕事ももうなくなるんじゃないか、なんてグッタリしていたのですが、2、3日して、このままじゃ子どもによくない、と、保育園に連れていきました。 買い出しに行ってお迎えに行ったとき、なんと、スイカを食べているじゃないですか。 ちょうど、冷蔵庫に残っていたそうで…。 食べ物もなかなか手に入れられない時に、ごちそうを食べさせてもらって、本当に感謝でした。 確か、数日、着替えもしないでジャンバーをきたまま過ごして、夜も何度も起こる地震に飛び起きていたような記憶があります。 地震がやってくる前の地響きは本当に怖くて、私が大声で叫んだりしてたら、子どもに「うるさい」とか言われたりして。 ガソリンも長いこと手に入らず、なんとか手に入れた自転車で通勤してヘトヘトでしたが、子どもは自転車で保育園に送り迎えが楽しいようでした。 子供は意外と強いし楽しいことを見つけるのも天才です。 3年経つと、思い出すことができるようになるのかなぁ、今年は震災の頃の記憶がどんどんよみがえってきています。 今年の震災関係のテレビ番組の多さには嫌悪感がありましたけど…。 にほんブログ村

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