2014/03/13(木)00:55
大昔のことのような感じもするけど…
昨日は3・11。
私の会社でも、子どもの学校でも、黙とう…。
未だにその話になると涙が出そうになります。
まだ、3年しか経っていないのに、随分と時間が経ったように感じます。
息子は黙とう中、晩御飯のことを考えてたとか……。
うん、生きることは食べることだしね
もしかしたら、彼独特の、照れ隠しだったのかもしれません。
私は夜のNHKのドラマで、いろいろなことを思い出しました。
あの日、保育園にやっとたどり着くと、子どもたちが雪の降る園庭で、寒くないように身を寄せ合って待っていました。
ウチの子は年長でお昼寝のない日だったので服を着ていましたが、小さい子供たちはお昼寝の最中だったのでパジャマのままでした。
先生たちが、ビニールシートで周りを囲って寒くないように守ってくれていました。
いつも、ふざけてばかりの息子が、私を見つけて「死ぬかと思ったー」と抱きついてきました。
私も大泣きしそうでしたが、先生たちに「ありがとうございました。ありがとうございました。」と、頭を下げながら家へ戻りました。
先生たちにも待っている家族がいるのに、全員が帰るまでは離れられないんだもの、本当に大変なお仕事です。
そして、翌日だったかには、電話がかかってきて、「保育園やってますから」って…。
保育園、すごすぎる!!
私は、仕事ももうなくなるんじゃないか、なんてグッタリしていたのですが、2、3日して、このままじゃ子どもによくない、と、保育園に連れていきました。
買い出しに行ってお迎えに行ったとき、なんと、スイカを食べているじゃないですか。
ちょうど、冷蔵庫に残っていたそうで…。
食べ物もなかなか手に入れられない時に、ごちそうを食べさせてもらって、本当に感謝でした。
確か、数日、着替えもしないでジャンバーをきたまま過ごして、夜も何度も起こる地震に飛び起きていたような記憶があります。
地震がやってくる前の地響きは本当に怖くて、私が大声で叫んだりしてたら、子どもに「うるさい」とか言われたりして。
ガソリンも長いこと手に入らず、なんとか手に入れた自転車で通勤してヘトヘトでしたが、子どもは自転車で保育園に送り迎えが楽しいようでした。
子供は意外と強いし楽しいことを見つけるのも天才です。
3年経つと、思い出すことができるようになるのかなぁ、今年は震災の頃の記憶がどんどんよみがえってきています。
今年の震災関係のテレビ番組の多さには嫌悪感がありましたけど…。
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