本格的な冬・・・厳しいですね。

2016年12月10日

カテゴリ：線維筋痛症

急激な温度低下

刺さるような冷えが痛みとなり、関節や肉が軋む。まだ肘や膝で収まっている。
乾燥でのどや鼻が痛い。冷えで関節が痛い。寒すぎて頭痛。お腹が冷えてくだる。気圧変化で頭痛。
生きていれば、一やつ二つ・大なり小なりの痛みがありますね。

気合で何とかなる痛み。温めれば和らぐ痛み。薬で治まる痛み。
だけど・・・世の中には恐怖を伴う痛みと戦っている人がいる。

冬になると憂鬱だ。私もその一人だった。
例えるなら・・・人に両腕を引っ張られ、肩が抜けそうな痛み。大きな石が両足にぶら下がり、寝転べば曲がってはいけない方向に抑え込まれる。睡眠導入剤や痛みに効く薬を服用しても3日3晩のたうち回り、（寝ていられない・座ってられない・立ってられない）疲れ果てた頃強医薬の副作用で20時間前後寝続ける。朝晩解らない。うなり続ける私に家族は触ることも出来ない。
動くと、関節が軋む。肉の繊維がプチプチ切れる。血管の中を結晶が擦れながら駆け巡る。歯痛・眼球痛・顔面が痛すぎて触れない。軋む腰痛、振動の痛みが電気のようにビリビリ走り、光が目に刺さり、脳に伝わり吐く。胃痛や下腹部痛で頻尿と下痢を伴う。
これだけの痛みが襲ってくる。どこが痛いか聞かれても、痛すぎて呂律も回らない。「全身痛い」としか言えない。
昼間は一人、おにぎりと菓子パンで過ごす。家族の夕食はほぼ外食。そんな状態が3年。

娘達にこの姿を見せる事も苦痛で・・・もう治らないと宣告されたが、私はあきらめてない、母は大丈夫復活するで待っときや！と約束した。
いつ終わるかわからない生活と、こわばった指、ふらつく足、一人でお風呂も入れない。主人は3年間、全身洗ってくれていた。
市も国も助けてくれない生活。やり切れない。
それでも、自分が1番辛いと勘違いしてたら今はなかった。こんなに痛みが減ったことが幸せ。
沢山の先生方に相談できた事。
大学病院に入院・検査と治療を引き受けてくださった加藤先生に心から感謝いたします。

今現在苦しんでいる方へ。
自分が辛い時は、家族も親も苦しんでいます。
自分を信じて現状を受け入れてみてください。自分を大切にしてください。
少しでも楽な体制を見つけて、苦痛から解放される工夫をしてください。
無理をしても自分に返ってくるだけです。
出来ることはやる。できないものは出来ない！！

楽しみや夢中になれる物見つけてください。近い将来、あなたの痛みが1つでも多く減りますように・・・(o^―^o)