旅の始まり
待ち合わせの前に銀行へ寄ろうと、大荷物を肩から下げた私は、急ぎ足で歩いて
いました。
女の人とすれ違った一瞬後に、シュルッ!っと何かが落ちる音がしました。
振り返ると、定期券入れと思われるモノが床を滑っています。
一歩そちらへ戻ると、今すれ違った女性が拾いました。気付かないくらいでしたが
私の荷物と 手か持っていた定期入れが触れて、落としてしまったのでしょう。
とっさに私は、
「ごめんなさい!」
と 頭を下げましたが、そのおばさまには キッ! と睨まれてしまいました。
まぁ、仕方ないな。と、気を取り直して、私は銀行へ行って来たのです。
それから20分後、私は電車に揺られていました。
大荷物を(20センチほどの厚みだったので)背中の後ろに置いて、長椅子に座り
左隣のマミーと話していると、突然 なんとも湿った圧力が右から ムンギュ~!!
っと、襲って来ました。
唖然☆としてそちらを見ると、とぉ~っても大柄な男の人が、私の右側にドッカと
腰を下ろしていました。
私の視線にきづいた男性は、
「すみませ~ん!」
と、爽な笑顔で明るく御挨拶くださいましたが、私はそれを無視して
「びっくりしたぁ!何かと思った!!」
と、マミーに話しかけておりましたぁ~(_ _;A
...事前に起こった教訓をいかせなかったなぁ。
大いに反省、デスね。。。