2007/06/17(日)18:34
タンパク3000実務担当者を讃えて
蛋白質科学会最終日3日目である。
午前中、公募型シンポジウムに参加しようと会場に入ると、入口付近のソファに
バイオインフォマティクスの精鋭T大師匠が、この4月に福岡に転居したP嬢と
なにやら密談をしているので、そこにお邪魔することにする。
そうしたらPiyota、P嬢、T大師匠というある意味目立つメンツが禍いして、
シンポジウム会場に入ろうとしていたM川先生を誘因してしまった。ぎゃぁ。
「あんたねぇ~・・・!」ではじまるM川節が、年会会場ロビーに響きわたる。
だが、M川先生、手厳しいけれども他人を見る目は確かだし、そのお説教には
聴くべき所が多々あるのだ。頭をたれて拝聴する・・・と思ったけれども
これまでもずっとそればかりだったので、ちょっとは反撃を試みて・・・結果は失敗、
こてんぱんにやられる。ぎゃぁ。
昼は、昨晩も一緒だった愛媛大のM田先生らと、東北大の裏手にあるゴルフ場の
食堂にうまい10割蕎麦を食べにいく。でもって、その途中にM田先生に、啓蒙をうけて
米国のタンパク質科学会の会員になるよう勧誘される。検討の価値あり。あと、
後期の特別講義の依頼とか。近くなったし道後温泉だったらいつでもいっちゃうよ、
と答える。大学の偉い人に見つからないようにしておかなれば。
さて、ワークショップである。終わってみれば、なかなか大盛況で、最終日の
最後のセッションといえどもみな最後までつきあってくれて、最も多くの
聴衆を獲得したセッションの一つとなったようだった。最後に勢いあまってP3Kの
成果(というかP3Kを行ったことで日本に蓄積された数多くのノウハウを反省点も含めて)
大絶賛したところ、九州大のK田さんから、
「あれをいうがためにワークショップ企画したでしょ?」と嫌味?突っ込みを入れられた。
答えは「ぶ~~」だよん。
今回のワークショップ企画は、日本NMR学会の理事でもあられる蛋白質科学会会長からの
「最近のNMR学会の若手・中堅クラスは覇気がなくてなっとらんから、誰かなんとか
せい」という密命(あ、ここで書いたら密命じゃなくなるか)を受けて、使いっぱ
Piyotaが動いたんです。最後くらい、言いたいこと言ったっていいじゃん?
さて、5時間新幹線乗りついて帰宅。
仙台駅でなぜか北海道味覚フェアをやっていたので、生たらこと鮭トバを買い込み、
申し訳程度に仙台牛タンもかって新幹線にのりこむ。さて11時過ぎに家に
帰りついてみれば、Yokotaが大学でボスのF先生の申請書類作成の修羅場に
入っていた。午前4時まで及ぶ深夜勤務で、しかも明日も出勤らしい。かわいそうに。